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世界傑作童話シリーズ

あたまをつかった小さなおばあさん がんばる

著:ホープ・ニューウェル
訳:松岡 享子
絵:降矢 なな

紙版

内容紹介

1970年の刊行から長く読み継がれてきた傑作童話『あたまをつかった小さなおばあさん』の続編が登場です。日々の暮らしのちょっとした不便や困ったことを頭を上手に使って(ときにはとんちんかんに見えるやり方で)切り抜けてきたおばあさんですが、今作も様々な難題をあっと驚く方法で解決していきます。春夏秋冬、どのお話も愉快で笑い転げること間違いなし、いつもご機嫌なおばあさんからたくさん元気がもらえます!

著者略歴

著:ホープ・ニューウェル
ホープ・ニューウェル 1896年、ペンシルヴァニア州ブラッドフォードに生まれた。シンシナティで看護学を学び、卒業後、第1次大戦中は従軍看護師になった。戦後はソーシャルワーカーになり、1965年に火事で亡くなるまでその仕事に従事した。彼女はカリフォルニア州の果樹園で5年間過ごしたことがあり、そのときまだ幼かった息子にいろいろな話をしてあげたという。のちにそのときの話を書こうという気になったのが著述を始める動機となった。著書に『あたまをつかった小さなおばあさん』(福音館書店)がある。
訳:松岡 享子
松岡享子 1935年、神戸に生まれる。神戸女学院大学英文学科、慶応義塾大学図書館学科を卒業したのち、渡米。ウェスタンミシガン大学大学院で児童図書館学を学び、ボルチモア市の公共図書館に勤めた。帰国後、大阪市立中央図書館小中学生室に勤務。その後、家庭文庫をひらき、児童文学の研究、翻訳、創作に従事。1974年、石井桃子らと財団法人東京子ども図書館を設立し、長年、同図書館理事長をつとめた。絵本の文の創作には、『おふろだいすき』(福音館書店)、絵本の翻訳には、『しろいうさぎとくろいうさぎ』、お話の翻訳には「くまのパディントン」シリーズ(福音館書店)、「ゆかいなヘンリーくん」シリーズ(学研)などがある。東京都在住。
絵:降矢 なな
降矢なな 1961年、東京都生まれ。スロヴァキア共和国ブラティスラヴァ美術大学にて石版画を学ぶ。絵本に『めっきらもっきら どおんどん』『きょだいな きょだいな』『ちょろりんの すてきなセーター』『ちょろりんと とっけー』『おっきょちゃんとかっぱ』『たあんき ぽおんき たんころりん』『あいうえおうた』『ねえ どっちがすき?』『ずんずんばたばたおるすばん』(「こどものとも年少版」2017年12月号/以上、福音館書店)、「おれたち、ともだち!」シリーズ(偕成社)など多数。スロヴァキア共和国在住。

ISBN:9784834085235
出版社:福音館書店
判型:216x153mm
ページ数:112ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2019年11月
発売日:2019年11月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YFB