出版社を探す

ピーターラビットの絵本

パイがふたつあったおはなし

著:ビアトリクス・ポター
訳:いしい ももこ

紙版

内容紹介

ねこのリビーが犬のダッチェスをお茶会に招待しました。ねずみのパイを食べたくないダッチェスは、仔牛のパイとすり替えるため、リビーの家に忍び込みます。ねずみのパイが見当たらず、仕方なくオーブン上段に仔牛のパイを入れて戻ったダッチェスですが、実はねずみのパイはオーブン下段に入っていたのです……。クスッと笑ってしまう物語の背景には、ソーリー村に実在する家々、庭、小道などがそっくりそのまま描かれています。

著者略歴

著:ビアトリクス・ポター
ビアトリクス・ポター 1866年、ロンドンの裕福で厳格な家庭に育った。少女時代から田園を愛し、小動物の観察やスケッチに没頭した。彼女の自然に対する情熱は、「ピーターラビットの絵本」シリーズの創作に色濃く反映されている。後半生はイングランド湖水地方に住みつき、羊の飼育と自然保護活動に力を注いだ。1943年没。
訳:いしい ももこ
いしいももこ 1907年、埼玉県に生まれた。1951年、「ノンちゃん雲に乗る」で文部大臣賞受賞。1953年児童文学に貢献したことにより菊池寛賞受賞。童話に『三月ひなのつき』、絵本に『ちいさなねこ』『くいしんぼうのはなこさん』(以上福音館書店刊)、翻訳に『熊のプーさん』『児童文学論』(以上岩波書店刊)など多数がある。2008年没。

ISBN:9784834084986
出版社:福音館書店
判型:146x110mm
ページ数:64ページ
定価:700円(本体)
発行年月日:1988年06月
発売日:2019年11月01日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YBC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:YNA
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:XA