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はじまりは愛着から

人を信じ、自分を信じる子どもに

著:佐々木 正美
絵:山脇 百合子

紙版

内容紹介

著者は児童精神科医として半世紀以上も臨床に携わり、子どもたちの健やかな心の成長を願い、見守り続けてきました。「感動と意欲の源泉を育てる」「『いい子』に育てないすすめ」「子どものウソについて」「自立に必要な依存と反抗」など、乳児期から思春期までそれぞれの発達段階で、子育てをする際に心にとめておきたいことを、子どもとその家族に向き合ってきた著者が、その経験を踏まえて読者に語りかけます。

著者略歴

著:佐々木 正美
佐々木正美 児童精神科医。一九三五年、群馬県前橋市に生まれる。一九六六年、新潟大学医学部を卒業後、ブリティッシュ・コロンビア大学に留学し、児童精神医学の臨床訓練を受ける。帰国後、国立秩父学園(重度知的障害児居住施設)厚生技官、東京大学医学部精神神経科助手(併任)文部教官を経て、財団法人神奈川県児童医療福祉財団・小児療育相談センター所長、社会福祉法人横浜市リハビリテーション事業団参与、ノースカロライナ大学医学部精神科TEACCH部非常勤教授、川崎医療福祉大学医療福祉学部教授を歴任。専門は児童青年精神医学、ライフサイクル精神保健、自閉症治療教育プログラム「TEACCH」研究。糸賀一雄記念賞、保健文化賞、朝日社会福祉賞、エリック・ショプラー生涯業績賞などを受賞。『〇歳からはじまる子育てノート』(日本評論社)、『自閉症療養ハンドブック』(学研)、『子どもへのまなざし』シリーズ(福音館書店)など、多数の著書がある。2017年6月永眠。
絵:山脇 百合子
山脇百合子 絵本作家、挿絵画家。東京生まれ。上智大学卒業。童話『いやいやえん』『かえるのエルタ』『らいおんみどりの日ようび』の挿絵、絵本『そらいろのたね』『なぞなぞえほん』『くまさん くまさん』など、実姉中川李枝子さんとのコンビの仕事が多数ある。楽しい挿絵は、日本の子どもばかりでなく外国でも高く評価されている。『子どもへのまなざし』シリーズ(佐々木正美著 福音館書店)の挿絵も担当。東京在住。

ISBN:9784834083453
出版社:福音館書店
判型:4-6変
ページ数:208ページ
定価:900円(本体)
発行年月日:2017年09月
発売日:2017年09月08日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JN