内容紹介
社会の分業化が進み、効率のよい暮らしになった現代。でもその分だけ身近でない仕事は見えにくくなりました。そして、食べることについても、加工食品が氾濫し、自分が何を食べているのかが分かりにくくなり、「生きものの命をいただいている」という実感が薄くなりました。そんな今だから、私たちの生きる力は、私たちの血となり肉となった、たくさんの命に支えられているということを、あらためて振り返ってみたいと思います。
著者略歴
文・写真:森枝 卓士
森枝卓士 森枝卓士(もりえだたかし)1955年、熊本県に生まれる。高校の頃、アメリカ人写真家ユージン・スミスと出会い、写真家を志す。国際基督教大学で文化人類学を学び、以後、アジアをはじめ、世界各地を歩き、写真、文章を新聞、雑誌に発表。大正大学客員教授。早稲田大学などでも食文化を講じる。主な著書に、『食の冒険地図』(技術評論社)『世界の食事おもしろ図鑑ー食べて、歩いて、見た食文化』(PHP研究所)『考える胃袋―食文化探検紀行』(共著、集英社新書)『料理することーその変容と社会性』(編、ドメス出版)『食べもの記』『手で食べる?』(以上、福音館書店)などがある。
ISBN:9784834081299
。出版社:福音館書店
。判型:B5変
。ページ数:40ページ
。定価:1300円(本体)
。発行年月日:2014年11月
。発売日:2014年11月12日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YBC
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:YNPJ。