内容紹介
宝石のように透明で色のついた氷を夢みて、インクを水にとかして凍らせてみたら……インクと氷はくっきりわかれて固まってしまった。氷は、水の分子だけで規則正しく手をつないで、水の分子以外のものをおしだしてしまう性質があるからだ。この氷の性質は、地球のおだやかな環境をつくる原動力にもなっていた。ミクロからマクロへ、氷のサイエンス・ジャーニーをお楽しみ下さい!
著者略歴
文:前野 紀一
前野紀一 前野紀一 1940年北海道生まれ。北海道大学理学部地球物理学科卒業。北海道大学名誉教授。理学博士。専門は雪氷物理。石狩市在住の科学研究者グループ「サイエンスアイ」代表。著書『新版 氷の科学』(北海道大学出版会)、『雪氷の構造と物性』『雪崩と吹雪』(古今書院)他。「サイエンスアイ」ホームページ(http://www.geocities.jp/science_iii/)。
絵:斉藤 俊行
斉藤俊行 斉藤俊行 1966年福島県生まれ。武蔵野美術大学卒業。現在、イラストレーター、デザイナーとして活動中。工房水銀堂主宰。絵本に『クリスマスのふしぎなはこ』『おじょらぽん』『おでこに ピツッ』『かぜ フーホッホ』(以上福音館書店)がある。工房水銀堂ホームページ(http://www.suigin.com)。
ISBN:9784834027167
。出版社:福音館書店
。判型:B5変
。ページ数:40ページ
。定価:1300円(本体)
。発行年月日:2012年06月
。発売日:2012年06月10日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YBC
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:YNNV
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:RBP。