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日本傑作絵本シリーズ

ふるさと60年

戦後の日本とわたしたちの歩み

文:道浦 母都子
絵:金 斗鉉

紙版

内容紹介

定点観測の手法で、戦後の1946年から現在まで、ある町の変貌と、男の子と女の子の成長を描いた大型絵本です。建物、乗り物、道路、橋、服装、子どもの遊び……時代の流れのなかで変わっていきます。赤ちゃん…子ども…学生…サラリーマン…高齢者へと、人間も年をとっていきます。子どもが生まれ、さらに孫が生まれます。村はやがて都市に発展していきました。戦後日本が歩んできた道や、これから未来へ向かう希望が描かれています。家族やふるさと、自然の大切さを考えるきっかけになる本です。

著者略歴

文:道浦 母都子
道浦母都子 道浦母都子(みちうら もとこ)1947年、和歌山市に生まれる。早稲田大学在学中に短歌結社「未来」に入会し、近藤芳美に師事。1980年、全共闘運動にかかわった学生時代を歌った歌集『無援の抒情』(雁書館、現在「岩波現代文庫」)で現代歌人協会賞、1991年、歌集『風の婚』(河出書房新社)で大阪日々新聞文化賞、2006年、和歌山県文化賞を受賞。著書に『夕駅』(河出書房新社)、『花やすらい』(角川書店)、『吐魯番の絹』(学芸書林)、『女うた男うた』(平凡社)、『食のうた彩事記』(弥生書房)、『乳房のうたの系譜』(筑摩書房)、『たましいを運ぶ船』(岩波書店)、『花降り』(講談社)など多数。大阪市在住。
絵:金 斗鉉
金斗鉉 金 斗鉉(きむ とうげん)1953年、ソウルに生まれる。はじめて日本人の母親と来日した際、「鉄腕アトム」「怪傑ハリマオ」などが、9歳の少年をとりこにした。18歳のときに日本に移住。フリーランスイラストレーター。著書に『絵本イラストレーション入門』(新星出版社)、『最新イラスト・カットの辞典』(主婦の友社)、『よるのおさんぽ』(講談社)、『かぐやひめ』(小学館)など多数。本書は2005年の愛知万博の「長久手日本館」(日本国政府・経済産業省)のために描いたイラストレーションをベースに制作。浦安市在住。

ISBN:9784834027075
出版社:福音館書店
判型:B4変
ページ数:40ページ
定価:2300円(本体)
発行年月日:2012年02月
発売日:2012年02月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YBC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:YNMC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:NH