内容紹介
人間がミルクをとるために飼った最初の動物は、ヤギでした。牛が飼われるようになったのは、8000年ほど前。長い時間をかけ、人間は動物のミルクを様々に加工して食べることをおぼえました。その歴史にはおどろきがいっぱいです。 ヤギ、ヒツジ、トナカイ、ラクダに牛。人間がほかの動物のミルクを飲むようになり、チーズやヨーグルトなどの乳製品が身近な食べものになるまでを、あたたかい絵でつづった一冊です。
著者略歴
文:中西 敏夫
中西敏夫 中西敏夫(食物文化探検家)大阪府生まれ。横浜市立大学卒業。食べもの何でも大好き人間。好奇心旺盛で、目の前にあるものはとりあえず口の中に入れてしまうほど。家族によると、料理を作るのもまるで科学の実験をしているようだという。著書に『子どものためのイラストレーター』(自費出版)、児童文学者人名事典シリーズとして『外国人イラストレーター編』『日本人編』『YA(ヤングアダルト)人名事典』(以上、出版文化研究会)、アメリカの絵本『ブラザー・イーグル、シスター・スカイ』(共訳、JULA出版局・産経児童出版文化賞受賞)他がある。「たくさんのふしぎ」では、米本久美子氏との共作で『小麦・ふくらんでパン』(1992年11月号)『塩はげんきのもと』(1998年12月号)のテキストを担当した。
絵:米本 久美子
米本久美子 米本久美子(画家)岡山県生まれ。岡山市の小学校を卒業後、大阪、浜松、仙台で暮らす。自身の子どもたちが絵本を手にとるようになった頃から絵本制作をはじめる。著書に『はぬけのはなし』(「かがくのとも」2001年6月号)、『たまごのからとかみねんどでつくろう』(同2010年6月号、以上福音館書店)、『アルマジロの晴れ着』(共著、アスラン書房)他がある。「たくさんのふしぎ」では、中西敏夫氏との共作で『小麦・ふくらんでパン』(1992年11月号)『塩はげんきのもと』(1998年12月号)の絵を担当した。
ISBN:9784834026498
。出版社:福音館書店
。判型:B5変
。ページ数:40ページ
。定価:1300円(本体)
。発行年月日:2011年03月
。発売日:2011年03月09日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YBC
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:YNNF。