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東海遊里史研究 2号

著:東海遊里史研究会

紙版

内容紹介

名古屋周辺都市である豊橋、一宮、岡崎、瀬戸、および名古屋大須(戦後)の遊里史を俯瞰する。稲永遊郭営業期の日常風景を活写する初公開写真も多数収録! 附録として戦後の中村遊廓(名楽園)大門商店街のタウン誌を復刻。

目次

はじめに

研究発表会報告

第1章 豊橋
     とよはしの廓はどこへ行く?
     豊橋の遊廓及び芸妓街関連年表
第2章 一宮
     トンネル抜けて
     一宮の歓楽街関連年表
第3章 岡崎
     遊廓の帰還
     岡崎の遊廓及び芸妓街関連年表
第4章 瀬戸
     芸妓街 南へ西へ
     瀬戸の歓楽街関連年表
第5章 名古屋・大須
     境内のピジョン・ストリート
     名古屋・大須新地関連年表

阿部定と名古屋
中村遊廓「牛若楼」の絵葉書
稲永遊廓奮闘記
戦前、繁栄期の稲永遊廓
赤線だらけの野球大会

おわりに

【附録 史料復刻】
「中京大門」(1955年〔昭和30〕4月創刊号 中京大門社 B5判19ページ)

著者略歴

著:東海遊里史研究会
ことぶき
1976年生まれ。愛知県在住。2017年より愛知県を中心とした郷土史の調査や発見を「ことぶき」のアカウント名でSNSに投稿。戦前の貸座敷免許地(遊廓)の歴史と変遷に主眼を置いている。

春は馬車に乗って
1985年生まれ。奈良県大和郡山市の遊郭跡を訪れた際に遊里趣味に目覚め、以後、遊郭跡探訪を中心として300カ所以上の遊郭・赤線跡を訪れた。遊郭関係のブログ(『しょっぱい営業がカメラを構える』)や、遊里の位置を示したマイマップを作成しSNSで発信し続けている。

自然誌古典文庫D室
1955年生まれ。2017年 図書史料館「自然誌古典文庫」(知多市)開設。自然誌古典、郷土誌、遊里史、性文献、映画、音楽、マンガ雑誌・単行本、金子光晴を中心とした文芸単行書など、多岐にわたる3万冊の古書の研究者への閲覧利用と併せて、音樂ライブや研究会を開催している。

ISBN:9784833154338
出版社:土星舎
判型:A5
ページ数:190ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2022年09月30日
発売日:2022年09月30日