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鈴鹿・御在所岳 藤内小屋復興ものがたり

著:佐々木 正巳
著:佐々木 敏子
著:谷 尚典

紙版

内容紹介

2008年9月、数多くのクライマーに愛された山小屋「藤内小屋」が被災。豪雨災害の土石流によって壊滅状態になった。なんとしても山小屋を再開させたい―願いを共にする人たちの復興プロジェクトの記録。

目次

私の原点  辰野 勇(モンベル会長)

第一章 災害─石流れる
二〇〇八年九月二日 火曜日
九月三日 水曜日
九月四日 木曜日 「藤内小屋、裏道」壊滅
山崩れ、石流れる
九月五日 金曜日
九月六日 土曜日 災害状況の調査、マスコミも同行
九月七日 日曜日 新聞報道 正巳の涙
九月九日 火曜日
第二章 藤内小屋
「近鉄山の家」から「御在所山の家」へ
御在所山の家
当時の日本の登山状況と藤内小屋
藤内小屋を作る
一九六〇年の日記
山から通う保育園
正巳サラリーマンになる
資材運び
別館を作る
物置小屋と「一服亭」
藤内小屋五〇周年
神谷と奈那子
「山小屋カレー」
ドキュメンタリー『怪物くん』と『山小屋カレー』
藤内小屋を取り巻く人たち

第三章 復興―なんくるないさ
猪飼メモ
自然もすごいが、人間の力はもっとすごい
「モンベルハウス」再び
荷揚げの日

第四章 山小屋のおばちゃん 佐々木敏子の五十年
思いがけない出来事
感涙に咽ぶ 
超満員の山小屋
藤内凸凹スキークラブ
亡き庄野君へ
ヴィヴァルディの「冬」を聴きながら
石岡あずみ様
北川みはるさんのこと
尾崎隆君のこと
藤内小屋の歌
エッセイ「御在所山からこんにちは」
藤内小屋から一の谷山荘へ
みんなの藤内小屋
エピローグ 一の谷山荘より

私と藤内小屋  高田光政(登山家・欧州アルプス三大北壁登攀)
あとがき
おわりに

著者略歴

著:佐々木 正巳
鈴鹿・御在所岳「藤内小屋」オーナー
著:佐々木 敏子
鈴鹿・御在所岳「藤内小屋」オーナー
著:谷 尚典
1942年生まれ。三重県菰野町湯の山「夢谷庵」主人。

ISBN:9784833153478
出版社:風媒社
判型:4-6
ページ数:143ページ
定価:1000円(本体)
発行年月日:2018年03月
発売日:2018年03月22日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:SZ