出版社を探す

路上の熱量

他著:藤井 誠二

紙版

内容紹介

ノンフィクション作家・藤井誠二の最新人物ルポ集。時代になびかず、孤を研ぎ澄まし、世界に熱を放射する13人の男たちの知られざる素顔を、人間観察の名手である著者が切り取る。古屋雄作(うんこ漢字ドリル作者)、内田良(教育社会学者)、清野とおる(漫画家)、松江哲明(ドキュメンタリー監督)、石川竜一(写真家)、松居大悟(映画監督)、斎藤環(精神科医)、金鐘成(Jリーグ監督)、富田克也(映画監督)、中江美則(元受刑者更生支援団体「ルミナ」代表)、仲村清司(作家)、岸政彦(社会学者)、ドリアン助川(作家)

目次

古屋雄作(映像ディレクター)〝内なる子ども〟の発想力
内田 良(教育社会学者)「パンドラの箱」を開けた金髪教育学者
清野とおる(漫画家)愛すべきヘンな街・赤羽との出会い
松江哲明(ドキュメンタリー監督) マイノリティの視点が切り取った〝世界〟
石川竜一(写真家)路上の熱量
松居大悟(映画監督)とめどなき表現への渇望
斎藤 環(精神科医) 異端児の怒りと苛立ち
金 鐘成(Jリーグ監督) 反骨のサッカーボール
富田克也(映画監督)バンコクから放った反抗のメッセージ
中江美則(元受刑者更生支援団体「ルミナ」代表)被害者遺族だからこそ
仲村清司(作家) 抜きがたき〝沖縄〟と向き合う
岸 政彦(社会学者 ) 越境する社会学者
ドリアン助川(作家) 対話=〝人間を書く〟ということ
人の熱量に触れる─あとがきにかえて

著者略歴

他著:藤井 誠二
1965年、愛知県生まれ。ノンフィクションライター。2018年『沖縄アンダーグラウンド 売春街を生きた者たち』で「沖縄書店大賞」受賞。『人を殺してみたかった 愛知県豊川市主婦殺人事件』(双葉文庫)、『殺された側の論理犯罪被害者遺族が望む「罰」と「権利」』(講談社)、『「壁」を越えていく力』(講談社)、『体罰はなぜなくならないのか』(幻冬舎新書)、『黙秘の壁 名古屋・漫画喫茶女性従業員はなぜ死んだか』(潮出版社)等、著書多数。

ISBN:9784833111294
出版社:風媒社
判型:4-6
ページ数:260ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2019年06月
発売日:2019年06月18日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DNB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ