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名古屋の歴史と文化を楽しむ 1

中村区まち物語

編著:柴垣 勇夫

紙版

内容紹介

古代の遺跡や街道の移り変わり、地図に刻まれたまちの歴史、観光名所の今昔、ゆかりの武将や文化人など、名古屋市中村区の地域文化を掘り起こした1冊。巻頭グラビアは中村遊廓ほか「失われた近代建築の記憶」

目次

はじめに 柴垣勇夫

中村区の位置とあらまし 柴垣勇夫

【歴史編】
1 遺跡で読む中村区の歴史 柴垣勇夫+水谷栄太郎
  中村区の原始・古代
   【コラム】『和名抄』の千竃郷 柴垣勇夫
  中世の遺跡と城跡
  近世の遺跡
2 街道のうつりかわり 種田祐司
  中村区を通る街道 佐屋街道・柳街道・鎌倉街道・
   美濃路・「中村道」
3 田園からまちへ 水谷栄太郎
  近代化の中で変わり続ける町
   【コラム】名古屋駅周辺の変貌 柴垣勇夫

【文化編】
1 地図で読むまちの変遷 伊藤正博
  今も区画割りに名残を残す中村遊廓
  消えた川と水路
  名古屋でいちばん立派な愛知駅
  区の東西を結んだ中村電車
  鉄道の町 笹島
  大都会に相応しい駅へ 名古屋駅の移転
  日本初の本格的地下街 名古屋駅前地下街
2 川と川跡 木村有作
  新しい大地と古い町並みを抜けて
3 観光名所今昔  加美秀樹
  都市の中のオアシス
4 戦前建築今昔  加美秀樹
  戦火を生き延びた建物たち
5 商店街今昔  加美秀樹
  昭和の面影を求めて
6 まつりと伝説  田中青樹
  花車神明社の祭礼と山車
  七所社きねこさ祭り
  笈瀬川の河童伝説
7 博物館・文化財 水谷栄太郎
  秀吉関連の史料からアール・ヌーヴォーの美術作品
   まで
8 郷土の人々 水谷栄太郎
  英傑から坪内逍遥まで
   【コラム】とっておきの中村 坂東 彰

中村区の歴史・略年表 柴垣勇夫

参考文献

著者略歴

編著:柴垣 勇夫
1941年生まれ。64年、静岡大学文理学部文学科卒業。
98年、岡山大学大学院文化科学研究科修了(文化科学博士)。
愛知県教育委員会文化財課、愛知県陶磁資料館学芸課を経て静岡大学生涯学習教育研究センター教授、静岡大学名誉教授。元愛知淑徳大学情報学部教授。
著書:『東海地域における古代中世窯業生産史の研究』(真陽社)、『新修名古屋市史』第1巻、『愛知県史』別編窯業1(古代猿投系)、『長久手町史』資料編5考古など。

ISBN:9784833101868
出版社:風媒社
判型:A5
ページ数:130ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2019年09月
発売日:2019年09月19日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ-JP-D