ブックレット・ボーダーズ 3
稚内・北航路
サハリンへのゲートウェイ
編著:井澗 裕
紙版
内容紹介
領土問題。隣国との喧噪。日本人が抱く、重く暗い国境(ボーダー)イメージ。国境は砦ではなくゲートウェイに。あかるく楽しく、そして生き残りをかけた地域創造。
日本初のボーダーツーリズム(国境観光)が北海道・稚内からサハリン(樺太)をつなぐ。まちおこし、観光学、人類学の必読文献。
目次
はしがき …………… 岩下明裕
Ⅰ 稚内からサハリンへつなぐ …………… 井澗裕
Ⅱ 稚内―サハリンに向き合う国境のまち …………… 中川善博
Ⅲ コルサコフ―知られざる歴史のまちを行く …………… 井澗裕
Ⅳ 北緯五〇度―かつての「陸の国境」を訪ねて …………… 刀祢館正明
Ⅴ 国境観光への誘い …………… 岩下明裕・井澗裕
コ ラ ム
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