本願寺白熱教室
お坊さんは社会で何をするのか?
監:小林 正弥
編:藤丸 智雄
内容紹介
僧侶が社会と関わるときに直面するジレンマをめぐり、小林正弥氏が西本願寺僧侶と激論。そして7篇の多角的論考。今、最も斬新で平易な「宗教と公共性」入門書。
目次
はじめに 「公共性」と宗教について…
〇 本願寺白熱教室
11のジレンマ (小林正弥・八橋大輔 監修)
一 開かれた浄土真宗
教えを床の間に飾っておいてよいのか? (徳永一道)
二 生と死の公共性
宗教は津波から命を救えるのか? (藤丸智雄・川元恵史)
三 原発の是非の倫理的問いと宗教界の声
仏教は原発に反対声明を出すべきか? (島薗 進)
四 宗教は他者を排除するのか?
公共性と他者:公共性にとって他者はどのように大事な問題なのか?(川村覚文)
五 「葛藤する存在」が作り出す公共性
欲望から公共圏の可能性を考えよう (丘山 新)
六 ウェブに見る宗教の公共性
浄土真宗はウェブに存在しているのか? (雲居玄道・藤丸智雄)
七 「お寺」と地域の公共性
なぜ、寺は潰れないのか? (菊川一道)
八 基礎から学ぶ「公共性と宗教」 (小林正弥)
あとがき 公共性をめぐる仏教的対話空間
コラム
袈裟の威力
インド宗教の「びっくり」公共性
前五〇〇年の奇跡
学生の仏教珍回答!
ネット社会の僧侶たち
手作りのお寺
ISBN:9784831881779
。出版社:法藏館
。判型:4-6
。ページ数:246ページ
。定価:1400円(本体)
。発行年月日:2015年06月
。発売日:2015年06月10日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRFB。