内容紹介
室町幕府三代将軍足利義満は、日明貿易(勘合貿易)の推進者として知られる。だが、その実務は主に禅僧が担っていた…。幕府の裏で外交を取り仕切った禅僧たちの素顔に迫る。
目次
はじめに
第一章 日明国交回復への道
第二章 国交樹立
第三章 明朝の禅宗
第四章 日明両国を結ぶ禅僧たち
第五章 博多・兵庫における禅宗の展開
終 章 国交断絶
おわりに
著者略歴
著:上田 純一
1950年熊本市に生まれる。京都府立大学文学部卒業ののち、九州大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。九州大学文学部助手、福岡市教育委員会(博物館準備室)などを経て、現在、京都府立大学文学部歴史学科教授。主な著書に『九州中世禅宗史の研究』(文献出版)、『丹後地域史へのいざない』(編・著、思文閣出版)、史料翻刻として『京都金地院公文帳』(八木書店)など。
ISBN:9784831875853
。出版社:法藏館
。判型:4-6
。ページ数:220ページ
。定価:2000円(本体)
。発行年月日:2011年09月
。発売日:2011年08月20日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRFB。