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密教空間史論

著:冨島 義幸

紙版

内容紹介

密教が中世の建築空間に与えた影響とは。思想や理念,信仰世界を幅広い史料から読み解く。図版多数。
●建築史学会賞受賞

目次

第Ⅰ部 塔における両界曼荼羅空間の展開
第Ⅱ部 仏堂における両界曼荼羅空間の展開
第Ⅲ部 密教修法と仏堂・伽藍
第Ⅳ部 顕密融合の両界曼荼羅とその展開 ほか

著者略歴

著:冨島 義幸
1966年生まれ。1992年京都大学工学部建築学科卒業。1998年京都大学大学院工学研究科建築学専攻博士後期課程修了。同年博士(工学)。現在、滋賀県立大学環境科学部助教授。著書(共著)に『院政期文化論集第三巻時間と空間』(森話社)、『シリーズ都市・建築・歴史2古代社会の崩壊』(東京大学出版会)、主要論文に「相国寺七重塔―安置仏と供養会の空間からみた建立の意義―」(『日本宗教文化史研究』第5巻第1号)、「平泉柳之御所遺跡出土部材にもとづく板葺屋根の復元考察」(『建築史学』第43号)、「九体阿弥陀堂と常行堂―尊勝寺阿弥陀堂の復元と位置づけをめぐって―」(『仏教芸術』283号)、復元設計に平泉無量光院阿弥陀堂・毛越寺金堂(CGによる復元。岩手県平泉町『甦る都市平泉』に収録)などがある。 (本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

ISBN:9784831874726
出版社:法藏館
判型:A5
ページ数:480ページ
定価:9500円(本体)
発行年月日:2007年02月
発売日:2007年03月10日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:AM
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ