出版社を探す

中国仏教美術と漢民族化

北魏時代後期を中心として

著:八木 春生

紙版

内容紹介

520年代前後の仏教美術の様相を漢民族化と地域性をキーワードに最新の資料と実地調査から解明。

目次

第一章 中国南北朝時代における金剛力士像について
第二章 いわゆる「十神王」像について
第三章 北魏時代後期の仏(道)教造像に見られる漢民族の伝統図像について
第四章 鞏県石窟考
第五章 雲岡石窟第三期諸窟についての一考察第六章 麦積山石窟北魏後期諸窟考
第七章 敦煌莫高窟第二八五窟壁画に関する一考察
第八章 中国成都地方の仏教造像について-五二〇~五四〇年代の作例を中心として
第九章 龍門石窟北魏後期諸窟についての一考察-五二〇~530年代に開かれた石窟を中心として
第十章 まとめ
・関連地図
・図版一覧
・中文要旨
・索引

著者略歴

著:八木 春生
1961年横浜に生まれる。 1988年に国際基督教大学大学院比較文化研究科修士課程修了後、成城大学大学院文学研究科美学美術史専攻博士課程後期に入学。 1993年に単位取得退学。1985年から1年間、スイス国立ベルン大学哲学・歴史学部に留学、1988年から2年間、北京大学考古系に留学。1998年博士(文学)取得。現在、筑波大学芸術系教授。

ISBN:9784831874283
出版社:法藏館
判型:B5
ページ数:390ページ
定価:16000円(本体)
発行年月日:2004年03月
発売日:2004年03月01日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:AGA