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日本型システムの終焉

自分自身を生きるために

著:上田 紀行

紙版

内容紹介

日本を震憾させた金融破綻,少年犯罪,薬害エイズ,沖縄問題,宗教事件に通底するものは何か。閉塞するシステム社会の悪循環の構造を解明し,個人の価値を創出する生き方を提唱する感動の論集。

目次

はじめに
 Ⅰ 洗脳教育からの脱出
透明な存在の以上と日常
学校というシステム
二つの世界のはざまで
 Ⅱ 現代日本のフィールドワーク
現代日本のフィールドワーク
こころの産業
 Ⅲ 平成の坊ちゃん
平成の坊ちゃん―愛媛日記94~96
エヒメというシステム
 Ⅳ 日本型システムを超えて
「癒しブーム」の虚と実
日本型システムを超えて
あとがき

著者略歴

著:上田 紀行
1958年東京生まれ。スリランカでの宗教、医療人類学的研究のほか、「癒し」の視点から現代社会の諸問題にも積極的に発言。テレビなどのメディアでも活躍する。愛媛大学助教授を経て、1996年4月より東京工業大学大学院社会理工学研究科助教授として「文理を融合し、新しい価値の創造を目指す」新設大学院で教える。著書に、『覚醒のネットワーク』(カタツムリ社、講談社+α文庫)、『宗教クライシス』(岩波書店)、『癒しの時代をひらく』(法藏館)など。 (本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

ISBN:9784831872340
出版社:法藏館
判型:4-6
ページ数:244ページ
定価:2000円(本体)
発行年月日:1998年04月
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JB