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癒しの時代をひらく

著:上田 紀行

紙版

内容紹介

癒しブームはなぜ起きたのか? 多重人格,人格改造セミナー,マインドコントロールといった「癒し」をめぐる現象の意味と危険性を解明し,より大きな可能性を切りひらく話題のエッセイ集。

目次

序 章 「癒し」ブームの中で
第Ⅰ章 多重人格という現象
第Ⅱ章 教祖もまた洗脳される―マインドコントロールの構造
第Ⅲ章 宗教・のようなもの
第Ⅳ章 セックスというセラピー
第Ⅴ章 癒しとトランスフォーメーション
第Ⅵ章 「愛と生と死」の癒し―「傷ついた私」をいかに癒すか
あとがき

著者略歴

著:上田 紀行
1958年東京生まれ。スリランカでの宗教、医療人類学的研究のほか、「癒し」の視点から現代社会の諸問題にも積極的に発言。テレビなどのメディアでも活躍する。愛媛大学助教授を経て、1996年4月より東京工業大学大学院社会理工学研究科助教授として「文理を融合し、新しい価値の創造を目指す」新設大学院で教える。著書に、『覚醒のネットワーク』(カタツムリ社、講談社+α文庫)、『宗教クライシス』(岩波書店)、『癒しの時代をひらく』(法藏館)など。 (本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

ISBN:9784831872302
出版社:法藏館
判型:4-6
ページ数:248ページ
定価:2000円(本体)
発行年月日:1997年
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QR