フィールドとしての宗教体験
著:島田 裕巳
紙版
内容紹介
神に出会うことがなくても,奇蹟を直接体験しなくても,僕らは宗教的世界を生きている。医療宗教学に光を当て,演劇空間を考察し,宗教学者の生を洗い直す。物語としての宗教の刺激的論考。
目次
Ⅰ 物語としての宗教
こころとからだをどう救済するか―医療宗教学への道
物語としての宗教―象徴の機能する場
Ⅱ 宗教学者は何を体験したか
方法としてのイニシエーション―科学の視点の相対化のために
自己の死を見つめる―岸本宗教学の誕生
ビヨンドの思想―聖と俗のかなた
Ⅲ 私自身の物語
イニシエーションと体験
閉ざされたユートピア
コミューンの現在
あとがき
ISBN:9784831871749
。出版社:法藏館
。判型:4-6
。ページ数:240ページ
。定価:2136円(本体)
。発行年月日:1989年。