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語られた教祖

近世・近現代の信仰史

編:幡鎌 一弘

紙版

内容紹介

宗教研究各分野の精鋭たちが、「教祖を物語る」という営みと向きあい、その創造力と問題点を描き出す、物語り論の新しき地平! 宮本要太郎、大谷栄一ほか。

目次

聖なる歴史としての教祖伝
新宗教文化の脱教団的展開
ジェンダーの視点から見た教祖伝
如来の化身としての親鸞・一学徒としての親鸞日蓮はどのように語られたか?
教祖像の力学
『稿本天理教教祖伝』の成立
教祖論・教団論からみた平田国学
あとがき

著者略歴

編:幡鎌 一弘
1961年生まれ。東京大学文学部卒業、神戸大学大学院文学研究科修士課程修了、天理大学おやさと研究所研究員。 編著『近世民衆宗教と旅』(法藏館、2010年)、共著『奈良県の歴史』(山川出版社、第二版、2010年)、共著『奈良の鹿―「鹿の国」初めての本―』(京阪奈情報教育出版、2010年)、共著『戦争と宗教』(天理大学出版部、2006年)など。 (本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

ISBN:9784831862228
出版社:法藏館
判型:A5
ページ数:288ページ
定価:5000円(本体)
発行年月日:2012年03月
発売日:2012年03月30日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRR