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近世民衆宗教と旅

編:幡鎌 一弘

紙版

内容紹介

富士山参詣,修験者・国学者・大神楽,それを受け入れた地域社会を旅をキーワードに考察。

目次

1 幡鎌一弘 旅からみる近世宗教
2 山形隆司 近世における畿内からの富士参詣とその信仰―大和国を中心に―
3 荻野裕子 富士参りの歌―伊勢志摩からの富士参詣―
4 望月真澄 江戸庶民の身延山巡拝―法華信仰の形態を探る―
5 青柳周一 一八世紀における地域の「成り立ち」と名所―下坂本村と唐崎社について―
6 神田秀雄 化政期における社会的交通の展開と民衆宗教の成立―如来教の事例に即して―
7 児山真生 旅する信仰―明治期四国地方の金光教を事例に―
8 北川央 関東における大神楽事情―伊勢・江戸・水戸、三つの大神楽の関係―

著者略歴

編:幡鎌 一弘
1961年生まれ。東京大学文学部卒業、神戸大学大学院文学研究科修士課程修了、天理大学おやさと研究所研究員。 編著『近世民衆宗教と旅』(法藏館、2010年)、共著『奈良県の歴史』(山川出版社、第二版、2010年)、共著『奈良の鹿―「鹿の国」初めての本―』(京阪奈情報教育出版、2010年)、共著『戦争と宗教』(天理大学出版部、2006年)など。 (本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

ISBN:9784831862198
出版社:法藏館
判型:A5
ページ数:304ページ
定価:5000円(本体)
発行年月日:2010年03月
発売日:2010年03月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRAX