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日本仏教史研究叢書

近世宗教世界における普遍と特殊

真宗信仰を素材として

著:引野 亨輔

紙版

内容紹介

多様な宗教性を持っていたとされる江戸時代。広島県の資料を基に真宗信仰の近世的特徴を解明する。

目次

序 章 辻善之助
・近世仏教堕落論とその後の真宗史研究
第一章 近世真宗における神道批判の論理
第二章 近世真宗における神祇不拝の実態
第三章 真宗談義本の出版と近世的宗派意識
第四章 異安心事件と近世的宗派意識
第五章 近世真宗門徒の日常と神祇信仰
終 章 近世真宗の普遍性と特殊性

著者略歴

著:引野 亨輔
1974年兵庫県に生まれる。1997年広島大学文学部卒業、2002年広島大学大学院文学研究科博士課程後期修了。現在、福山大学人間文化学部専任講師。 主な論文に「近世日本の書物知と仏教諸宗」(『史学研究』244号、2004年)、「近世後期の地域社会における藩主信仰と民衆意識」(『歴史学研究』820号、2006年)等がある。 (本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

ISBN:9784831860378
出版社:法藏館
判型:4-6
ページ数:192ページ
定価:2800円(本体)
発行年月日:2007年10月
発売日:2007年10月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRFB