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人類の誓い

著:久松 真一

紙版

内容紹介

人類の将来に即応すべき宗教の真実の在り方を一般の人々に向けて易しい言葉で説いた不朽の名著。

目次

人類の誓い(一)-その成立の由来
人類の誓い(二)-開かれたる道場へ
人類の誓い(三)-智体悲用
 まえおき
(1) 私たちはよくおちついて本当の自己にめざめ
(2) あわれみ深いこころをもつた人間となり
(3) 各自の使命に従つてそのもちまえを生かし
(4) 個人や社会の悩みとそのみなもとを探り
(5) 歴史の進むべきただしい方向をみきわめ
(6) 人種国家貧富の別なくみな同朋として手をとりあい
(7) 誓って人類解放の悲願をなしとげ
(8) 真実にして幸福なる世界を建設しましょう
FASについて
現代の課題とFAS禅
後記

著者略歴

著:久松 真一
禅に通暁した今世紀の哲学者として最先鋭と目される久松真一は、1889年に岐阜県に生まれました。京都帝国大学哲学科で西田幾多郎に師事、その薦めで京都妙心寺の池上湘山老師に参じた後、宗教哲学的観点から東西の宗教・哲学・文化を比較つつ、透徹した「無相の自己」の立場から独自の宗教・哲学を確立しました。また、茶人、書家としても有名です。 元京都大学教授。ハーヴァード大学客員教授。京大心茶会、FAS協会を創立。著書に『東洋的無』(1939)、『絶対危機と復活』(1969)、『人類の誓い』(提綱、1951~53)、『禅と美術』(1958)、『わびの茶道』(1987)などがある。 (本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

ISBN:9784831838209
出版社:法藏館
判型:4-6
ページ数:288ページ
定価:2700円(本体)
発行年月日:2003年06月
発売日:2003年06月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRFB