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法蔵館文庫

評伝 J・G・フレイザー 下

その生涯と業績

著:ロバート・アッカーマン
監:小松 和彦
監訳:玉井 暲

紙版

内容紹介

大著『金枝篇』で世界に衝撃を与えた人類学者の壮絶な学者人生と秘められた私生活。
人類学的には過去の古典的名著にすぎないと評されてきた『金枝篇』は、いま、文学として読み直され、なおも色褪せぬ魅力を放ち続けている。当時の出版事情や人間模様、悪妻とも評された妻との結婚生活まで。未公開書簡や日記も満載した画期的評伝。英国ベストセラーの初邦訳、待望の文庫化。
フレイザー愛読者、必読の書!

【下巻 目次】
第9章  ボールドウィン・スペンサー、アンドリュー・ラング、エドマンド・ゴス
第10章 『金枝篇』第二版
第11章 ヘブライ人の世界
第12章 『王権の歴史についての講義』とリヴァプール
第13章 フレイザーとマレットの批判
第14章 『金枝篇』第三版
第15章 王の誉れ
第16章 古典への回帰
第17章 余波
訳者あとがき (玉井 暲)
文庫版訳者あとがき (玉井 暲)

目次

第9章 ボールドウィン・スペンサー、アンドリュー・ラング、エドマンド・ゴス
第10章 『金枝篇』第二版
第11章 ヘブライ人の世界
第12章 『王権の歴史についての講義』とリヴァプール
第13章 フレイザーとマレットの批判
第14章 『金枝篇』第三版
第15章 王の誉れ
第16章 古典への回帰
第17章 余波
訳者あとがき (玉井 暲)
文庫版訳者あとがき (玉井 暲)

著者略歴

著:ロバート・アッカーマン
ロバート・アッカーマン(ロバートアッカーマン) 1935年生まれ。フィラデルフィア芸術大学人文学部長、ケンブリッジ大学クレア・ホール客員教授。著書に『『金枝篇』―J.G.フレイザー、その生涯と業績、および『金枝篇』の形成』『サー・J.G.フレイザーの書簡選集』『神話・儀式派―J.G.フレイザーとケンブリッジ儀式主義者たち』など。
監:小松 和彦
小松和彦(コマツカズヒコ) 1947年生まれ、1970年埼玉大学教養学部教養学科卒業、1976年東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程修了。文化人類学・民俗学専攻。信州大学助教授、大阪大学教授、国際日本文化研究センター教授、同センター所長を経て、現在、同センター名誉教授。2013年紫綬褒章受章。2016年文化功労者受賞。
監訳:玉井 暲
玉井 暲(タマイアキラ) 1946年生まれ。1969年大阪大学文学部英文科卒業、1971年同大学院修士課程修了。英文学専攻、文学博士。大阪大学文学研究科教授を経て、現在、武庫川女子大学教授。

ISBN:9784831826114
出版社:法藏館
判型:文庫
ページ数:456ページ
定価:1700円(本体)
発行年月日:2020年07月
発売日:2020年07月17日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DNB