念仏者の福祉思想と実践
近世から現代にいたる浄土宗僧の系譜
著:長谷川 匡俊
紙版
内容紹介
「念仏者にとって福祉実践は捨てるべき雑業・雑修か」。近世・近代浄土宗史の碩学にして福祉事業の実践者でもある著者が、古くからあるその問いに、長年の実証的研究と自らの体験的思索を踏まえて真っ向から答える。仏教福祉史研究の到達点!
目次
近世篇
はじめに
1 民間仏教者「念仏聖」
2 江戸中期の念仏聖 関連
3 布教家 貞極
4 大日比三師 法洲
5 末期の看取り―ターミナルケア
近代篇
はじめに
1 八宗の泰斗 福田行誡
2 大正期の若き指導者 長谷川良信
3 社会派僧による浄土教の再解釈
近代の「寺院社会事業」篇
はじめに
1 大正・昭和戦前期の盛況
2 慈友会の社会事業
3 長谷川良信の寺院社会事業論
結語
ISBN:9784831824554
。出版社:法藏館
。判型:4-6
。ページ数:270ページ
。定価:2800円(本体)
。発行年月日:2011年04月
。発売日:2011年04月16日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRFB。