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歴史で読む国学

編:國學院大學日本文化研究所

紙版

内容紹介

近世中期に登場し明治維新以後も発展をつづけた「国学」思想/運動について分かりやすく叙述。日本史に関心を持つ大学生から社会人まで、通史の展開に合わせて国学の意義を学べる「編年」形式の国学史。

目次

はじめに ―― 古学発生前史 ――
第一章 元禄期 徳川光圀と契沖
第二章 宝永~享保期 荷田春満の活動を中心に
第三章 元文~延享期 荷田春満・賀茂真淵の時代
第四章 宝暦・明和期 賀茂真淵と本居宣長
第五章 安永・天明期 多様化する国学
第六章 寛政期 復古の諸相
第七章 享和~文政期 宣長学の継承と平田篤胤の登場
第八章 天保期~ペリー来航 本居門・平田門と草莽の国学
第九章 ペリー来航後~慶応三年 平田派・本居派の動向と尊攘運動
第十章 明治元年~明治八年 明治新政府と国学者
第十一章 明治八年~明治二十三年 「明治国学」の成立
第十二章 明治中期~昭和二十年代 「新国学」の提唱
第十三章 明治後期~現在 「国学」研究の近現代史
◆コラム 国学の諸相と現在
国学年表
参考文献一覧
あとがき

著者略歴

編:國學院大學日本文化研究所
國學院大學日本文化研究所(コクガクインダイガクニホンブンカケンキュウジョ)
昭和30(1955)年に、日本文化に関する精深な研究を行い、これを広く世界文化と比較しつつ、その本質と諸相を把握すべく設立。この「日本文化研究所」は、平成19(2007)年に4つの機関からなる研究開発推進機構に改組され、その機構内の研究機関として名称を継承したのが現在の日本文化研究所である。平成27(2015)年に設立60周年を迎えた。

ISBN:9784831516114
出版社:ぺりかん社
判型:4-6
ページ数:272ページ
定価:2200円(本体)
発行年月日:2022年03月
発売日:2022年03月11日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QDHC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:QDX
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:1FPJ