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なるにはBooks 109

宇宙飛行士になるには

著:漆原 次郎

紙版

内容紹介

厳しい訓練を積み重ね、無重力の世界で活躍する宇宙飛行士。無事に帰還を果たした日本人初の国際宇宙ステーション船長・若田光一さん、2016年に宇宙へ旅立つ大西卓哉さん、日本人の連続宇宙滞在記録を持つ古川聡さんらのドキュメントを中心に、地上から支援するスタッフたちの姿、宇宙開発の歴史と現状、求められる資質や能力など、あらゆる角度から宇宙飛行士という仕事を紹介。

目次

カラー口絵(8頁)

1章 ドキュメント 宇宙を舞台に活躍する!
① 日本の宇宙開発の"道"を切り拓いてきた宇宙飛行士
若田光一さん
② 同じ時を過ごした仲間とともに夢の宇宙へ向かう
大西卓哉さん
③ 宇宙で感じた、地球の圧倒的な存在感
古川聡さん

2章 宇宙飛行士の世界
■ 宇宙航空研究開発機構とは
■ 国際宇宙ステーションと日本実験棟「きぼう」
■ 宇宙飛行士の仕事
■ 宇宙飛行士の訓練
■ 国際宇宙ステーションでの一日
ミニドキュメント 支える人たち
① 地上の"先生"が努力と工夫で宇宙飛行士の心をつかむ
醍醐加奈子さん(有人宇宙システム)
② 健康面を支えベストパフォーマンスを実現させる
三木猛生さん(JAXA有人宇宙環境利用ミッション本部)
③ コミュニケーションは自然体で
市村周一さん(有人宇宙システム)
④ 困難を乗り越えた先の「きぼう」
佐藤直樹さん(JAXA有人宇宙ミッション本部)
■ 宇宙飛行士の収入と生活
■ これからの宇宙開発

3章 なるにはコース
〇 宇宙飛行士に求められる資質
〇 応募条件と選抜方法
〇 宇宙飛行士をめざすために今、できること
【Column】 『宇宙兄弟』が人の心に響く理由
● 宇宙をめざすあなたへ(インタビュー)
山崎直子さん
【Column】 宇宙飛行士に迫ることができる本
◇ なるにはフローチャート

著者略歴

著:漆原 次郎
フリーランス記者。1975年生まれ。神奈川県出身。出版社で8年にわたり理工学書の編集に携わった後、フリーランス記者に。科学誌や経済誌などに科学、技術、産業などの分野を中心とする記事を寄稿している。早稲田大学大学院科学技術ジャーナリスト養成プログラム修了。日本科学技術ジャーナリスト会議理事。
主著:『宇宙飛行士になるには』(ぺりかん社)、『原発と次世代エネルギーの未来がわかる本』(洋泉社)、『模倣品対策の新時代』(発明協会)、『日産 驚異の会議』(東洋経済新報社)ほか。

ISBN:9784831513809
出版社:ぺりかん社
判型:B6
ページ数:176ページ
定価:1300円(本体)
発行年月日:2014年06月
発売日:2014年06月06日