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ART大国日本から考えるリプロダクティブ・ヘルス/ライツと女性

著:河内 優子

紙版

内容紹介

世界トップクラスの実施数を誇るART(生殖補助医療)大国日本。しかしその出産率は世界最低位という現実がある。かたや日本の避妊と妊娠中絶をめぐっては、歴史的にも、また今日もなお、世界的に特異な状況が広がっており、女性労働の特殊な有りようとも関わってくる。これらをどのように理解すべきか? リプロダクティブ・ヘルス/ライツ理念を基軸に、少子化社会日本のタブーを問う!

目次

Ⅰ:ART
 第1章 日本におけるARTの特異性
Ⅱ:リプロダクティブ・ヘルス/ライツ
 第2章 リプロダクティブ・ヘルス/ライツ
Ⅲ:「産む権利」と「産まない権利」
 第3章 世界と日本における晩婚・晩産化と少子化問題―「産む」権利を考える
 第4章 リプロダクティブ・ヘルス/ライツにおける「産まない」権利と日本
Ⅳ:女性が働くこと・暮らすこととリプロダクション
 第5章 女性の就労とリプロダクション
付論 人口・出生力問題と女性―経済学的考察を中心に

ISBN:9784830951657
出版社:文眞堂
判型:A5
ページ数:170ページ
定価:2200円(本体)
発行年月日:2022年02月
発売日:2022年03月10日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JBS
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:JHBK