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新・アジア経済論

中国とアジア・コンセンサスの模索

他編著:平川 均
他編著:石川 幸一
他編著:山本 博史

紙版

内容紹介

驚異的な経済成長に伴い、人民元の国際化から軍事費の増大、一帯一路戦略、AIIBなど、世界は中国の拡大に関心を高めている。「ワシントン・コンセンサス」と「北京コンセンサス」の限界を分析、「アジア・コンセンサス」と呼ぶ新たなアジアの開発協力モデルを気鋭の研究者が提示する。

目次

第Ⅰ部 グローバル化するアジアと世界経済
 第1章 アジア経済の変貌と新たな課題 ーアジアコンセンサスを求めてー
 第2章 アジアの生産ネットワークと地域統合 一電機電子産業の事例から一
 第3章 アジアの地域統合の進展と展望
 第4章 オフショアリングとアジア経済 一世界経済のサービス化一
 第5章 老いるアジアと国際労働力移動
 第6章 アジアにおけるイスラム消費市場
第Ⅱ部 膨脹する中国とアジア
 第7章 中国の経済成長 一党主導型開発は格差を解消するか?一
 第8章 中国の膨張を支える対外戦略
 第9章 中国の勃興とエネルギーを巡る諸問題
 第10章 政治経済面で中国に接近する韓国
 第11章 政治経済学からみた中国とASEAN関係
 第12章 対立と協調のインドと中国
 第13章 アジアの国際交通インフラの開発と物流
第Ⅲ部 アジア・コンセンサスの模索
 第14章 新自由主義批判とアジア・コンセンサスのエチュード
 終章 アジアの新たな開発協力モデル 一「ワシントン・コンセンサス」と「北京コンセンサス」から「アジア・コンセンサス」へ-

ISBN:9784830948961
出版社:文眞堂
判型:A5
ページ数:239ページ
定価:2800円(本体)
発行年月日:2016年02月
発売日:2016年03月16日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KCZ