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熊野古道花しるべ

和玉好視写真集

著:和玉好視

紙版

内容紹介

ふるさとの花を撮り続ける著者の最新作品集。熊野古道と周辺の山で見られる花々の姿をとらえた写真約130点に、撮影の楽しみや花々への想い、古来から伝わる薬草と暮らしの記憶、そして変貌していく自然への懸念をささやくように添えた。穏やかな時を感じる滋味深い写真集。


・ヒナノシャクジョウ……米粒が落ちている? ちいさなちいさな腐生植物。
・バイカオウレン……根が小さくて薬草としては売れなかったけれど,花の美しさが補って余りある
・ジロボウエンゴサク……本格的な春の訪れを告げる花
・ミズタビラコ……渓流沿いにみられる著者お気に入りの一つ
・カノコユリ……盗掘にされるのか,野山で見られなくなりつつある
・ツルリンドウ……赤い実が印象的
・ヤマジノホトトギス……撮った数は一番多いという,著者の好きな花
・クルマギク……紀伊半島南部だけで見られる植物
・ホソバノヤマハハコ……卒寿を超えてから撮った花
・カリガネソウ……魅力的な花。香りは残念            など

著者略歴

著:和玉好視
1930年、熊野本宮大社が位置する田辺市本宮町に生まれ同地で育つ。特定郵便局長を務める傍ら、豊かな自然の中に息づく植物の調査と撮影を続ける。90歳を超えてなお矍鑠、山野をめぐる。

ISBN:9784829979259
出版社:文一総合出版
判型:A5
ページ数:160ページ
定価:3000円(本体)
発行年月日:2023年08月
発売日:2023年08月19日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:PDZ
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:PST