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森鴎外と『戦争論』

「小倉左遷人事」の真実

著:石井 郁男

紙版

内容紹介

「明治32年、軍医森鷗外(林太郎)」が小倉の第12師団に移動」。この人事は、鷗外自身も含め「都落ちの左遷」というのが通説だった。著者は、この左遷は、来るべき日露戦争への布石として、クラウゼヴィッツの『戦争論』の翻訳を進めるために、参謀本部の田村怡与造が発案した人事であると真っ向から否定する。

著者略歴

著:石井 郁男
1932年北九州市小倉北区生まれ。九州大学教育学部卒業後、小・中・高校の教師40年の後、大学教師15年。現在、福岡県立大学、健和看護学院講師、北九州森鷗外記念館理事を務める。著書に、『鷗外「小倉左遷の謎」』(葦書房)、『Q&A哲学の歴史』(弦書房)、『これならわかる日本の歴史Q&A』(大月書店)、『伸びる子には秘密がある』(サンマーク出版)などがある。

ISBN:9784829504604
出版社:芙蓉書房出版
判型:4-6
ページ数:200ページ
定価:1900円(本体)
発行年月日:2009年09月
発売日:2009年09月18日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ