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軍事革命とRMAの戦略史

軍事革命の史的変遷 1300

編著:マクレガー・ノックス
編著:ウィリアムソン・マーレー
訳:今村 伸哉

紙版

内容紹介

14世紀の100年戦争の歩兵の革命から、第二次世界大戦時のドイツ軍の電撃戦まで、成功したRMAと「軍事革命」の8つのケーススタディを詳細に論じた戦略史書。さらに最終章では、冷戦後のアメリ力が何を考えているか、何が問題となるのかを示唆する。21世紀の前半期までを見通した歴史的アプローチに注目。湾岸戦争以降、注目され論争の対象となった「RMA」という概念は、「軍事革命」と峻別せずに、あいまいな定義のまま使われている傾向が強い。本書は、750年間という長いスパンの西洋軍事史を論ずるなかで、この2つの概念を明確に定義する。訳者による用語解説などの「訳注」も充実。

目次

1.「軍事革命」とRMAに関する考察(M・ノックス、W・マーレー)/2.イギリスにおける14世紀のRMA(C・J.ロジャーズ)/3.17世紀フランスに見る西洋軍隊の構築(J・A.リン)/4.「軍事革命」期の大衆政治とナショナリズム(M・ノックス)/5.生き残った「軍事革命」−アメリカ南北戦争(M・グリムズリー)/6.プロイセン−ドイツのRMA1840

ISBN:9784829503430
出版社:芙蓉書房出版
判型:A5
ページ数:320ページ
定価:3700円(本体)
発行年月日:2004年06月
発売日:2004年06月21日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JW