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人生100年時代を豊かに生きる

ヨタヘロしても七転び八起き

著:坂東眞理子
著:樋口恵子

紙版

内容紹介

人生100年時代、女性が幸せな老後を送るために。

日本はいま、人類史上、誰も経験したことのない超高齢化社会を迎えようとしている。老いの最先端から情報を発信し続ける評論家・樋口恵子氏と、昭和女子大の総長を務め、精力的な執筆活動も行っている坂東眞理子氏が、“いかにして老いを楽しむか”について論じる。現在、坂東氏は77歳で、樋口氏は91歳。2人によれば、高齢期を楽しく豊かにすごす秘訣は“生涯、現役であること”。寿命が延びているのだから、自分のできる範囲で働き続けるべきで、それが社会からの孤立を防いでくれるのだという。それぞれの世代からの意見と、体験に基づく実感を交え、多くの後輩に向けてエールを送る。

目次

第1章 老いは個性的 樋口恵子
第2章 70代はゴールデンエイジ 坂東眞理子
第3章 [対談] 転んでも立ち上がる 樋口恵子×坂東眞理子
第4章 昨日できたことが、今日できない
第5章 「食」「触」「職」
第6章 宝ものはあなたのなかにある
 〜老いたら「有形資産」より「無形資産」がモノをいう〜

著者略歴

著:坂東眞理子
昭和女子大学総長・理事長。1946年富山県生まれ。東京大学卒業後、総理府入省。95年埼玉県副知事。98年オーストラリア・ブリスベン総領事。2001年内閣府初代男女共同参画局長を務め03年に退官。04年昭和女子大学教授、同大学女性文化研究所長。07年に同大学学長、14年理事長、16年から現職。著書に320万部を超えるベストセラーの『女性の品格』をはじめ、『女性の覚悟』(以上、主婦の友社)の他、『70歳のたしなみ』(小学館)、『思い込みにとらわれない生き方』(ポプラ社)他多数。20代から仕事と執筆を精力的につづけながら、同時に出産、子育て、転職、親の介護、孫の育児手伝いなども経験。趣味は読書、短歌。
著:樋口恵子
1932年生まれ、東京出身。東京大学文学部卒業。時事通信社、学習研究社勤務などを経て、評論活動に入る。東京家政大学名誉教授。同大学女性未来研究所名誉所長。NPO法人高齢社会をよくする女性の会理事長。内閣府男女共同参画局の「仕事と子育ての両立支援策に関する専門調査会」会長、厚生労働省社会保障審議会委員、地方分権推進委員会委員、消費者庁参与などを歴任。『大介護時代を生きる』(中央法規出版)、『老~い、どん!② どっこい生きてる90歳』(婦人之友社)、『老いの玉手箱』(中央公論新社)、『BB(貧乏ばあさん)の逆襲』(光文社知恵の森文庫)、『老いの地平線』(主婦の友社)など著書多数。

ISBN:9784828425870
出版社:ビジネス社
判型:4-6
ページ数:192ページ
定価:1400円(本体)
発行年月日:2023年12月
発売日:2023年12月19日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JBS