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米中開戦前夜 習近平帝国への絶縁状

著:クライド・プレストウィッツ
著:古森義久

紙版

内容紹介

習近平の独裁が強化された中国。日米両国は明確な敵として派遣行動をどう潰すか。中国通のアメリカの重鎮と反中ジャーナリストが中国封じ込め戦略をリアルに語る2020年秋、独裁体制を固めた習近平国家主席。今後、台湾への軍事侵攻が本格化する危機が高まる。一方中国経済は、不動産バブルが崩壊、ゼロコロナ政策の悪影響で、世界第2位=巨大経済の破綻が目前に迫っている。今後、暴走することが予想される中国に対し、「アメリカは大統領も議会も、もはや甘い顔を見せない、逃げ道を作らせない。民主主義国vs独裁国家という文明の戦いに臨み、中国とその属国のロシアに対し、本気で戦う姿勢を見せている」と著者は言う。本書では40年間、米中関係をウォッチしてきた日米を代表する二人の有識者が、歴史の真実を明らかにし、日米が連携して中国を潰す大戦略を語り尽くす。

著者略歴

著:クライド・プレストウィッツ
1941年米国デラウェア州生まれ。スワスモア大学卒業、ハワイ大学東西センターで修士課程(極東アジア地域・経済学専攻)修了、ペンシルベニア大学ウォートン校で経営修士課程修了。その間、慶應義塾大学にも留学。初めて来日したのは1965年、それ以降1970年代にも再度外資系企業役員として日本に滞在する。国務省勤務、民間企業勤務などを経て、レーガン政権で商務長官特別補佐官などを務め、日米貿易交渉をはじめ中国、ヨーロッパ諸国との貿易交渉にあたる。現在、経済戦略研究所所長。太平洋経済委員会の副議長や、上院議員時代のヒラリー・クリントン氏の貿易・通商アドバイザーも務めた実績がある。著書にベストセラー『日米逆転』(ダイヤモンド社)、『ならずもの国家アメリカ』(講談社)、『東西逆転』(日本放送出版協会)などがある。
著:古森義久
産経新聞ワシントン駐在客員特派員。麗澤大学特別教授。
1941 年東京都生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。米国ワシントン大学留学。毎日新聞社会部記者、サイゴン、ワシントン特派員、政治部編集委員を歴任。87 年に産経新聞に移り、ロンドン、ワシントン支局長、初代中国総局長、ワシントン駐在編集特別委員兼論説委員を歴任。ベトナム報道でボーン・上田記念国際記者賞、「ライシャワー核持ち込み発言」報道で日本新聞協会賞、東西冷戦終結報道で日本記者クラブ賞、『ベトナム報道1300 日』( 講談社) で講談社ノンフィクション賞などを受賞。主な著書に、『ODA幻想』(海竜社)、『モンスターと化した韓国の奈落』『米中激突と日本』『アメリカの悲劇』(以上、ビジネス社)など多数。

ISBN:9784828424743
出版社:ビジネス社
判型:4-6
ページ数:272ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2022年12月
発売日:2022年12月21日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JPS