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新装版 日本教の社会学

著:山本七平
著:小室直樹

紙版

内容紹介

橋爪大三郎氏推薦!

秀逸で後世に残すべき一冊名著復刊!!
政治・経済・宗教など叡智を尽くした議論白熱!
戦後日本は民主主義国家にあらず
そして戦前日本は軍国主義国家ではなかった!

たぐいなき変則社会・日本!
[第1部]◉日本社会の戦前、戦後
第一章――戦後日本は民主主義国家ではない
第二章――戦前日本は軍国主義国家ではない
[第2部]◉神学としての日本教
第三章――宗教へのコメント
第四章――日本教の教義【ドグマ】
第五章――日本教の救済儀礼【サクラメント】
第六章――日本教における神議論【テオディツェー】
第七章――日本教ファンダメンタリズム
[第3部]◉現代日本社会の成立と日本教の倫理【エティーク】
第八章――日本資本主義の精神
第九章――日本資本主義の基盤―崎門(きもん)の学

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山本七平
「非核三原則に対するライシャワー発言は『実体語』です。
ただこの『実体語』は、昭和三十九年にすでに椎名外相が口にしており、
今回は少々違います。ある種の『空気』に醸成すべく、
あらゆる『空体語』が出てきました。この現象を『日本教の社会学』で
分析していけば、読者はそれが、まことに昔と変わらぬことを発見され、
その余りの変わらなさに、少々、慄然たる思いがするでしょう」――あとがきより


小室直樹
「日本人は誰しも、日本が普通の社会であり、
外国もまあこんなもんだと思い込んでしまっている。
ところがどうして、世界中で日本ほど奇妙キテレツな社会はなく、
外国人とはどうしても理解しあえない・・・・・・その理由は、
世界中どこにでもあり、日本だけに存在しないものがあるからである。
それが宗教と論理だ。いや言葉をさらに正確にいえば、
日本教というネガ宗教が日本を支配しているからだ。
たぐいない変則社会である」――まえがきより
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※本書は2016年11月弊社刊行「日本教の社会学」の新装版です。

目次

[第1部]◉日本社会の戦前、戦後
第一章――戦後日本は民主主義国家ではない
第二章――戦前日本は軍国主義国家ではない
[第2部]◉神学としての日本教
第三章――宗教へのコメント
第四章――日本教の教義【ドグマ】
第五章――日本教の救済儀礼【サクラメント】
第六章――日本教における神議論【テオディツェー】
第七章――日本教ファンダメンタリズム
[第3部]◉現代日本社会の成立と日本教の倫理【エティーク】
第八章――日本資本主義の精神
第九章――日本資本主義の基盤―崎門(きもん)の学

ISBN:9784828424316
出版社:ビジネス社
判型:B6変
ページ数:392ページ
定価:1400円(本体)
発行年月日:2022年08月
発売日:2022年08月24日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JB