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公文書が明かすアメリカの巨悪

フェイクニュースにされた「陰謀論」の真実

著:渡辺 惣樹

紙版

内容紹介

あの選挙を「不正」とみるか否かで世界は大分断。前代未聞の不正選挙を解明すればアメリカ崩壊=世界崩壊の実体が見えてくる

2020年の米大統領選挙の不正を取り上げると「陰謀論」扱いされるが、それが事実であることを公文書が明らかにしている。「ナヴァロ報告書」「ミシガン州アントリム郡で使用されたドミニオン集計機監査暫定報告書」「ラトクリフ報告書」など公文書を紹介し、大手メディアがサボタージュした前代未聞の不正を暴き、アメリカの残酷な未来を占う。


【米大統領選で言論界も大分裂】
日本では、保守と理解されていた論者でさえ、選挙不正が無かったことを前提にした論考を発表している。
筆者は、そうした論考が、仮に「結果として」優れていたとしても、信用しない。
いま、米国民の半数以上が、正当性のない大統領を国家元首としていることに憤り、そして幻滅している。
その事実を捨象した論考は、おそらく「結果として」も間違ったものになろう。
(はじめにより)

目次

はじめに 公文書が明かす不正選挙の実態
第1章 想像を絶する巨悪の選挙不正行為
・第1節 第1次ナヴァロ報告書「想像を絶する欺瞞」
・第2節 第2次ナヴァロ報告書「芸術的選挙泥棒」
・第3節 第3次ナヴァロ報告書「トランプ大統領は勝っていた」
・第4節 ミシガン州アントリム郡で使用されたドミニオン集計機監査暫定報告書
・第5節 ジョージア州上院法務委員会委員長報告書
第2章 敵対外国勢力の干渉とテキサス州の怒り
・第1節 外国勢力による干渉:ラトクリフ報告書
・第2節 テキサス州 VS. 過激州訴状
・第3節 被告州の反論への反論
・第4節 テキサス州の訴えを門前払いした連邦最高裁とテキサス州の反発
第3章 民主党の権力奪取に利用されたコロナ禍
あとがきにかえて 2022年はカオス、米国分裂と闘うトランプの逆襲

著者略歴

著:渡辺 惣樹
日本近現代史研究家。北米在住。1954年静岡県下田市出身。77年東京大学経済学部卒業。30年にわたり米国・カナダでビジネスに従事。米英史料を広く渉猟し、日本開国以来の日米関係を新たな視点でとらえた著作が高く評価される。
著書に『日本開国』『日米衝突の根源1858-1908』『日米衝突の萌芽1898-1918』(第22回山本七平賞奨励賞受賞)『朝鮮開国と日清戦争』『アメリカの対日政策を読み解く』(以上草思社)、『激動の日本近現代史1852-1941』(共著・ビジネス社)など。訳書にフーバー『裏切られた自由(上・下)』、マックファーレン『日本1852』、マックウィリアムス『日米開戦の人種的側面 アメリカの反省1944』など。

ISBN:9784828422794
出版社:ビジネス社
判型:4-6
ページ数:240ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2021年04月
発売日:2021年04月17日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JPH