萬葉集研究 第40集
編:鉄野 昌弘
編:奥村 和美
紙版
内容紹介
万葉集の研究は近来ますます盛んである。
本書は、学界第一線に活躍中の執筆者が、紙数の制限を受けず、テーマに縛られることなく、十分に驥足をのばし、心ゆくまで意を尽した、現万葉学の進歩に資する鋭利な各新稿論文を収める。
毎年1回発行予定
目次
竹取翁の行動と造型(内田賢徳)
『万葉集』巻十六「越中国歌四首」考(奥田俊博)
離別の情感(西一夫)
『日本三代実録』の史観(谷口孝介)
「袖振」歌異考(金文京)
『万葉集』における「望郷」と「隠逸」(鉄野昌弘)
大伴家持「為レ応 レ詔儲作歌」孝(奥村和美)
副詞「おほかたは」について(吉井健)
名詞・動詞の被覆形と形容詞の語基(蜂矢真郷)