出版社を探す

新しい介護記録の書き方・活かし方

LIFE時代に「介護現場の質を高める」ための記録活用術

著:田中元

紙版

内容紹介

介護報酬改定でデータベースを活用した介護に対する新たな報酬加算のしくみがスタート。国の運営するデータベースである『LIFE』への介護現場からのデータ提供の際には、ルールに則った『介護記録』の書き方が必要になった。本書は新しいデータベース活用時代(=LIFE時代)に必要な、介護記録の書き方のポイントについて図解でやさしく解説。介護記録をつける大きな目的は、『利用者に対する介護の質の向上』、それに加えて『介護現場で働く人の業務効率の向上』がある。それ以外にも介護の重要性は次のようにますます高まっている。➡①科学的介護の推進でPDCAサイクル強化。正確な記録がカギになる。②LIFEへのデータ提供拡大で、ルールに則った記録が介護報酬を左右、③介護事故裁判の証拠となる、④他職種連携の範囲拡大で、記録がますます重要、⑤ICT活用の介護DXで求められる記録のあり方が激変、⑥利用者の可能性と尊厳がより重視される時代になり、記録の質がカギとなる、などを現場目線で詳述する。

著者略歴

著:田中元
1962年、群馬県生まれ。介護福祉ジャーナリスト。
立教大学法学部卒業。出版社勤務後、雑誌・書籍の編集業務を経てフリーに。主に高齢者の自立・介護等をテーマとした取材・執筆、ラジオ・テレビの解説、講演等を精力的に行なっている。著書には、『【Q&A】「科学的介護」を現場で実現する方法』『【最新版】「相手の気持ちが読み取れる」認知症ケアが実践できる人材の育て方』『ケアマネ&介護リーダーのための「多職種連携」がうまくいくルールとマナー』(いずれもぱる出版刊)など多数ある。

ISBN:9784827213423
出版社:ぱる出版
判型:A5
ページ数:208ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2023年03月
発売日:2023年03月27日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:MQCL4