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オスプレイ配備の危険性

著:真喜志 好一
著:リムピース
著:非核市民宣言運動・ヨコスカ

紙版

内容紹介

オスプレイという垂直離発着できる航空機が、岩国そして沖縄に配備されようとしています。10月から飛行訓練が開始され、全国の6コースで低空飛行訓練が行われる予定。このオスプレイは、事故が多発している危険な機体で、騒音被害や事故の危険が、全国20都道府県以上に及ぶ可能性があります。本書では、オスプレイが配備されるとどうなるかを、わかりやすく解説します。

目次

第1章 危険なオスプレイが全国に展開される
     1 オスプレイが全国に展開されることの意味
     2 オスプレイとは、どんな航空機か
     3 低空飛行訓練が全国で展開される

第2章 オスプレイ配備の危険性
     1 オスプレイの何が問題か
     2 オスプレイ普天間基地配備の危険性
     3 主任分析官が証言するオスプレイの欠陥
     4 V-22オスプレイ──空飛ぶ恥 タイム誌・マーク・トンプソン

第3章 沖縄のオスプレイ問題
     1 1995年からの問題の経緯
     2 辺野古環境アセスメントとオスプレイ配備
     3 オスプレイ配備をめぐる住民への説明と国会答弁
     4 ジュゴン訴訟で得られたオスプレイ配備の議事録
     5 アセス訴訟でのタカミザワ証人尋問
     6 環境レビューと事故説明文書から読めること
     7 沖縄全41市町村議会が配備反対決議

著者略歴

著:真喜志 好一
沖縄平和市民連絡会・運営委員。建築家。
1943年、沖縄県那覇市生まれ。1991年、沖縄キリスト教短期大学の設計で日本建築学会作品賞受賞。シュガーホール、壺屋焼物博物館、沖縄大学、佐喜眞美術館などを設計。一坪反戦地主会、白保の海と暮らしを守る会、SACO究明委員会、意見広告を出す会、沖縄環境ネットワー ク、沖縄・生物多様性市民ネットワークなどの市民運動に深く関わる。
著:リムピース
ウェブサイト「追跡! 在日米軍」を運営する市民団体。米軍基地を抱える市の議員有志が集まって1996年に活動を開始した。現在の共同代表は、金子豊貴男・相模原市議、田村順玄・岩国市議。日常的な基地監視を主軸に在日米軍の動きを掲載。反基地運動に関わるものだけではなく、ジャーナリスト、研究者、自治体職員等がリアルタイムな掲載記事に注目する。運営するウェブサイトの訪問者450万人を超えた。
著:非核市民宣言運動・ヨコスカ
横須賀で反基地運動を続ける市民団体。1972年、空母ミッドウエイの横須賀母港に反対するために発足(発足当時は「ヨコスカ市民グループ」)。1976年からスタートした月例デモは2012年8月で440回となる。「よろずピースBAND」の演奏とともに基地の町を歩く。「ヨコスカ平和船団」は16年目。「自衛官─市民ホットライン」など、兵士の人権問題にも取り組んでいる。

ISBN:9784822812577
出版社:七つ森書館
判型:A5
ページ数:144ページ
定価:1200円(本体)
発行年月日:2012年08月
発売日:2012年08月05日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KN