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徹底検証 日本の五大新聞

著:奥村 宏

紙版

内容紹介

「新聞を良くするには新聞社そのものを変えていく以外にはない。多角化した事業はそれぞれ分離して独立させ、経営者も従業員もお互いに顔がわかり、意思の疎通ができる、300人くらいの“人間の顔が見える新聞社”にしよう、ということなのである」と提言する。

目次

はしがき
第1章 読売新聞──独裁者が支配する世界最大の新聞
第2章 朝日新聞──不合理な株式相互持合い
第3章 日本経済新聞──この新聞社の株は買ってはいけない
第4章 毎日新聞──新聞といえども弱い者イジメされる
第5章 産経新聞──タダで乗取られた新聞社
第6章 新聞とテレビの連動した関係
第7章 新聞社と大学と似かよった構造
第8章 大量販売を支える“中立性報道”
第9章 「職業としてのジャーナリスト」は可能か?
第10章 人間の顔がみえる新聞社

著者略歴

著:奥村 宏
1930年生まれ。岡山大学法文学部卒業。産経新聞記者を経て、日本証券経済研究所主任研究員、龍谷大学・中央大学教授を歴任。会社学研究家。商学博士。
著書に『株式会社に社会的責任はあるか』(岩波書店)、『企業買収』(岩波新書)、『会社とはなにか』(岩波ジュニア新書)、『粉飾資本主義』(東洋経済新報社)、『株のからくり』(平凡社新書)、『会社はなぜ事件を繰り返すのか』『会社はどこへ行く』(以上、NTT出版)、『会社事件史』(佐高信との共著)、『会社学入門』『世界金融恐慌─1929年の世界恐慌が再来するのか?』(以上、七つ森書館)他。

ISBN:9784822809850
出版社:七つ森書館
判型:4-6
ページ数:224ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2009年03月
発売日:2009年03月03日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KNTP2