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ヤンキー社長

著:野地 秩嘉

紙版

内容紹介

不撓不屈で義理人情に厚くユーモアを忘れない“非エリート”社長たちの「逆境上等」人生物語。
目の前にはいつも壁があった。壁に挑んで強くなった。「叩き上げの突破力」こそ、学ぶべき最強の武器だ。

「ヤンキー社長」とは? 
【1】有名大学卒の企業内優等生=「エリート社長」とは一線を画する。
【2】自身の経験からつかんだ「独自の価値観」を持って経営に取り組む。
【3】「業界の革新」や「地域の活性化」に力を発揮している。
 ――個性派で実力派の経営者たちである。

彼らは逆境にあっても、それに挑むことを糧とし、突破してきた。時に遠回りも厭わず、市場の常識に立ち向かい、筋を通して信頼をつかみ、成果を上げてきた――。
閉塞感を感じているビジネスパーソン、不安を抱える就活生に、勇気と、一歩踏み出すきっかけをお届けします。

目次

【第1章】大手がひれ伏す郊外スーパー
福島屋 福島徹会長
最強の食品スーパー/御用聞き/食品スーパーへの道/
品揃えについて/作りたての時代/中堅企業のリーダーシップ

【第2章】山奥の酒「獺祭」、世界で勝つ
旭酒造 桜井博志社長
ヤンキー社長は本音でしゃべる/造り酒屋の長男/
起業/獺祭伝説の誕生/撤退

【第3章】「280円均一」譲らず上場 
鳥貴族 大倉忠司社長
経営の神髄/最初は焼き鳥屋は嫌だった/
ドリンクを均一にしたかった/原理原則を決める/
ファミリー客も多い焼き鳥屋/真面目になった/決定は社長がやる

【第4章】クラフトビールで市場に風穴
ヤッホーブルーイング 井手直行社長
仮装社長/元ダメ営業マン/ブーム崩壊/
素人の作文/カエル君を探せ/真似しない

【第5章】イスラムの国に豚骨ラーメンを
博多一幸舎 入沢元社長
典型的ヤンキー社長/耳の聞こえない両親に育てられた/
しかし、勉強はせず/ラーメンブーム/迷い/友達/百人の自分を作る

【第6章】おしぼり発の“非常識”人材サービス
スリーサイズ 宮崎剛社長
三方よし/高校卒業後おしぼり屋へ/おしぼりでビジネスに目覚める/
水商売で学んだこと/スリーサイズ創業/人材サービスを科学する

【第7章】ハイサワーの灯はご近所から
博水社 田中秀子社長
庶民の飲み物/ハイサワーの起源/博水社へ入社/大病と離婚/
ハイサワーを伸ばしたもの/田中秀子の挑戦/ヤンキー女社長の課題

【第8章】ミャンマー日本工場、一番乗り
ハニーズ 江尻義久社長
優良企業/卒業してからもギャンブル/ギャンブルと手を切る/
企画、販売を始める/撤退は速く、考えを足して二で割らない

【第9章】カードの常識、すべて変える
クレディセゾン 林野宏社長
律儀/石油もヘリも/巣立ち/変えること、変えないこと

ISBN:9784822279202
出版社:日経BP
判型:4-6
ページ数:240ページ
定価:1400円(本体)
発行年月日:2015年09月
発売日:2015年09月02日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KCZ