出版社を探す

ビジネススクールを可視化する 要件定義の図解術

著:NTTソフトウェアイノベーションセンタ
著:NTTデータ

紙版

内容紹介

本書は、要件定義で策定する「ビジネスルール」を可視化するための記法をまとめた1冊です。自然言語の文章で書かれたビジネスルールは、どうしても書き手と読み手の間で食い違いが起こりがちです。

そこで、図解によって食い違いをなくすために、どんな記法を使って表現したらよいのかをBEFORE/AFTER形式で解説しています。


内容は、NTT ソフトウェアイノベーションセンタの研究成果であり、それをNTTデータが実際の開発プロジェクトで適用して活用方法を加えた集大成となっています。発注者のユーザー企業、受注者のITベンダーを問わず、要件定義にかかわるすべての方を対象としています。

目次

≪第1章≫Chapter 1
基本事項
1.1 ビジネスルールとは
1.2 本書の対象読者と前提知識
1.3 本書の利用の流れ

≪第2章≫Chapter 2
ビジネスルール分類と記法
2.1 本章の見方
2.2 用語の定義
2.3 項目の列挙
2.4 分類の指定
2.5 項目が存在する条件の指定
2.6 複数の値に対する関係の指定
2.7 文字(記号、符号)列のフォーマットの定義
2.8 値の有効範囲の指定
2.9 条件による事物などの定義
2.10 事物などの関係(関連と多重度)の定義
2.11 行為に対する責任の割り当て
2.12 アクターごとのアクティビティの定義
2.13 事物などに対するアクターごとの操作の制限
2.14 条件による行為の制限
2.15 事前に実施する行為の指定
2.16 期間や期限の指定
2.17 値の増減に関する制限
2.18 事物などの状態の変化の指定
2.19 時間帯の指定
2.20 条件の組み合わせによる出力パターンの指定
2.21 計算式の実行順序の指定
2.22 四則演算および切り上げ切り捨て
2.23 入力値によって変化する計算式の指定

≪第3章≫Chapter 3
記法(補足)
3.1 期限チャート
3.2 時間帯グラフ
3.3 図(フォーマット)
3.4 数直線グラフ
3.5 階層図

≪第4章≫Chapter 4
利用例
4.1 題材とする業務および資料
4.2 業務全体を記述する
4.3 ビジネスルールを記法で記述する
4.4 記法のまとめ方のTips

≪第5章≫Chapter 5
付録
5.1 図書館業務マニュアル(自然言語版)
5.2 図書館業務マニュアル(記法版)

ISBN:9784822271879
出版社:日経BP
判型:B5変
ページ数:144ページ
定価:2700円(本体)
発行年月日:2015年12月
発売日:2015年12月19日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:UB