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テクノロジーの地政学 シリコンバレー vs 中国、新時代の覇者たち

著:シバタ ナオキ
著:吉川 欣也

紙版

内容紹介

■ 人工知能、自動運転車、フィンテック、無人コンビニ etc.
■ 素人でも分かる「ビジネスを変える先端技術」解説の決定版!

「ソフトウェアが世界を飲み込む」
米の伝説的な投資家マーク・アンドリーセンが2011年に出したこの未来予測は、
2018年現在、さまざまな産業で現実のものになっています。

先端ソフトウェアは自動車や製造業、金融業、小売業など多くの既存産業を侵食し、
ビジネスの競争原理そのものを変えてきました。

本書は、その中心を担うシリコンバレーと中国のテクノロジー企業を比較・分析。
拡大を続ける「ソフトウェア経済圏」の最新動向と、
日本企業が乗り遅れないための戦略をまとめた一冊です。

■ 6つの分野で米中トップ企業の戦略を完全網羅

本書で取り上げるのは、今後ソフトウェアによる侵食(既存産業の破壊)がかなり高い確率で起こるであろうと思われる分野です。すでに起きている変化の一部を紹介しましょう。

【人工知能】
年俸1億円も? 米国から研究者を引き抜き進化するBAT(バイドゥ、アリババ、テンセント)

【次世代モビリティ】
自動運転車開発のリーダーは、ネット検索会社のグーグル&バイドゥに?


【フィンテック・仮想通貨】
中国モバイル決済「1600兆円市場」を独占するアリペイとウィーチャット・ペイ


【小売り】
「Amazon Go」から「クルマの自販機」まで。無人店舗によるイノベーションが進む


【ロボティクス】
「中国製造2025」で、世界の産業用ロボット販売の1/3以上が中国に集中


【農業・食テック】
ビル・ゲイツも投資。植物由来の「人工肉」メーカーが話題

目次

はじめに ソフトウェアが世界を飲み込む
Chapter01 人工知能
Chapter02 次世代モビリティ
Chapter03 フィンテック・仮想通貨
Chapter04 小売り
Chapter05 ロボティクス
Chapter06 農業・食テック
おわりに 日本企業への提言と謝辞

著者略歴

著:シバタ ナオキ
元・楽天株式会社執行役員、東京大学工学系研究科助教、スタンフォード大学客員研究員。東京大学工学系研究科博士課程修了(工学博士、技術経営学専攻)。スタートアップ(AppGrooves / SearchMan)を経営する傍ら、noteで「決算が読めるようになるノート」を連載中。経営者やビジネスパーソン、技術者などに向けて決算分析の独自ノウハウを伝授している。2017年7月に書籍『MBAより簡単で英語より大切な決算を読む習慣』(日経BP社)を発刊。
著:吉川 欣也
法政大学法学部を卒業後、1990年に日本インベストメント・ファイナンス(現・大和企業投資)に入社、1995年8月に株式会社デジタル・マジック・ラボ(DML)を設立し、社長・会長を歴任。1999年9月に米サンノゼでIP Infusion Inc.を共同創業、2006年に株式会社ACCESSへ5000万ドル(約50億円)で売却。現在はMiselu社とGolden Whales社(米サンマテオ)の創業者兼CEO、GW Venturesのマネージングディレクターを務める。

ISBN:9784822255961
出版社:日経BP
判型:A5
ページ数:336ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2018年11月
発売日:2018年11月24日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:UD