UPSTARTS
UberとAirbnbはケタ違いの成功をこう手に入れた
著:ブラッド・ストーン
訳:井口 耕二
内容紹介
UberとAirbnb――とんでもない破壊者たちの闘争と熱狂の全軌跡!
ベストセラー『ジェフ・ベゾス 果てなき野望』著者、ブラッド・ストーンの最新作
Uber(ウーバー)は2009年、Airbnb(エアビーアンドビー)は2008年の創業。
2社ともまだ創業から10年未満。しかし、2社合わせた会社評価額は10兆円と
シリコンバレーでもまれにみるような成長を遂げている。
UberとAirbnbはいかにして、成功をつかんだのか?
世界各国、各都市での規制との戦い、既得権益を握る企業との闘争、
次から次へと現れるライバルたちとの競争、そしてユーザーやコミュニティの熱狂、
そしてUberのカラニックCEO解任。
アメリカのテクノロジー記者として圧倒的な取材力を誇る著者が、その全真相を描く。
■UPSTARTとは? そのやり方とは?
UPSTART(アップスタート)とおは、成功を収めた人物で、経験豊富な年長者や確立された手法をあまり尊重しない者のこと。そう、シリコンバレーの破壊者たちのことだ。
彼らは製品をめちゃくちゃ磨きあげ、大勢のユーザーを味方につける。そしてどんどん成長する。
時として冷徹に。場合によっては倫理を若干犠牲にしながら。
規則を守って慎重になりすぎたら、ライバルに負けてしまうのだ。
■本書に登場する創業者たちのことば
ブライアン・チェスキー(Airbnb創業者兼CEO)
「とにかく早く成長すること。レーダーに引っかからないくらい小さいか、制度として認められなくてはいけないくらい大きいかのどちらかでいたい」
「朝、動機がして目が覚めたあと、大丈夫だ、すべてうまくいく、と自分に言い聞かせる」
トラビス・カラニック(Uber創業者兼前CEO)
「実際に成功するまでは成功しているふりをするんだ」
「できるのかと問うな。どうすればできるのかのみを問え」
目次
イントロダクション
主な登場人物
第1部 サイドプロジェクト
第1章 悲しみの谷――創業期のエアビーアンドビー
第2章 ジャムセッション――創業期のウーバー
第3章 死屍累々――ウーバーとエアビーアンドビーになれなかった者たち
第4章 グロースハッカー――離陸するエアビーアンドビー
第5章 血と汗のラーメンの時代――ウーバー、サンフランシスコを征服
第2部 帝国の構築
第6章 戦時のCEO――両面作戦を展開するエアビーアンドビー
第7章 ザ・プレーブック――ウーバーの拡大
第8章 トラビスの法則――ライドシェアリングの興隆
第9章 規制するには大きすぎる――ニューヨークで奮闘するエアビーアンドビー
第3部 アップスタートの裁判
第10章 ゴッドビュー――ウーバーの試練
第11章 脱出速度――エアビーアンドビーの戦いと神話
第12章 世界的メガユニコーンのデスマッチ――ウーバー対世界
エピローグ
トラビス・カラニックの落日
訳者あとがき
注記
付属物
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