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繁盛店を目指す! 店長のためのお金の教科書

著:平林 亮子

紙版

内容紹介

敏腕公認会計士が、飲食店や小売店の店長や店長候補に向けに、これだけは知っておきたいお金の話をイチからわかりやすく解説する。
小売店や飲食店を運営していると、お客様からの売上代金、家賃や人件費、原価など、さまざまなお金が出入りする。この「お金の出入り」を記録した「お店の数字」は繁盛店を作るために必要不可欠なもの。もうけるために売上と利益を増やし、無駄なコストを減らすには、膨大な「お店の数字」のどこに着目すればよいのか。繁盛店の店長が必ずチェックしている「お店の数字」を、敏腕公認会計士が一からわかりやすくひもとく。

目次

■第1部 まずは売上と利益について理解する
第1章 店舗はお客様からの売上代金で成り立っている / 第2章 「利益」が必要となる理由 / 第3章 売上=預り金と心得よ! / 第4章 年に1度はやってくる決算 / 第5章 年、月、日、それぞれの視点を持とう / [できる店長になるためのプラスα]会計データをまとめる書類

■第2部 お金に関する会社と社会の仕組みを把握する
第6章 現金と預金の取扱いは厳重に / 第7章 商品の動きをしっかりチェックする / 第8章 仕入原価がへナックする商品の利益は? / 第9章 給与以外もある!人件費について全体像をつかもう / 第10章 給与の額面と手取りの違いを理解する / 第11章 「扶養の範囲で働きたい」ってどういうこと? / 第12章 年末調整と確定申告 / 第13章 10万円以上の備品は費用にどう計上する? / 第14章 費用の支払いには請求書や領収証が必須 / 第15章 領収証と収入印紙の関係 / 第16章 いくらまでの支払いを誰がけっていできるか把握しよう / 第17章 法人税等の基本的な仕組み / [できる店長になるためのプラスα]株式会社の仕組み

■第3部 売上と利益の目標を立てる
第18章 営業利益を意識しよう / 第19章 店舗を維持するために最低限必要な売上は? / 第20章 目標利益は「売上の10%」が目安 / 第21章 店舗運営がうまくいっているかは粗利率で確かめられる / 第22章 イチオシ商品を決めるには各商品が稼ぐ力を把握 / 第23章 客数と売上が伸びてももうからない「繁盛貧乏」に注意 / 第24章 売れているときほど「ロス」に気をつけよ / 第25章 オペレーションの良しあしを判断する指標 / [できる店長になるためのプラスα]実業と財務の視点

■第4部 コスト削減は店舗運営の工夫で実現する
第26章 コスト削減の第一歩は店舗費用の概観から / 第27章 売上原価の削減は安く買うより「使い切る」 / 第28章 すべきことを明確にして人件費の無駄をなくす /  第29章 家賃や見えにくい費用にも目を向ける / 第30章 年に1度は固定費を見直そう / [できる店長になるためのプラスα]経営者の給料後回しが良くない理由

■第5部 業務改善と資金繰りに注意する
第31章 収支・利益・所得の違いを理解する / 第32章 固定資産の処理方法で利益や税金が変わる / 第33章 安定的な店舗運営には売上2カ月分のお金を確保 / 第34章 覚えておきたい3つの融資 / 第35章 月次決算でメリハリのある店舗運営を / 第36章 本当にもうかっているかどうかをチェックする指標 / [コラム]「理想の出口」を考えよう

著者略歴

著:平林 亮子
1975年生まれ。公認会計士、士業プロフェッショナルネットワーク・アールパートナーズ代表。企業やプロジェクトの立ち上げから経営全般に至るまで、経営者をサポートする。『お金が貯まる5つの習慣』(幻冬舎)、『赤字はどこへ消えた?』(プレジデント社)、『決算書を楽しもう』(ダイヤモンド社)など、著書は監修も含め50冊超。

ISBN:9784822251901
出版社:日経BP
判型:4-6
ページ数:208ページ
定価:1400円(本体)
発行年月日:2016年12月
発売日:2016年12月08日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KN