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はじめよう!デジタル・シティズンシップの授業

善きデジタル市民となるための学び

編:日本デジタル・シティズンシップ教育研究会

紙版

内容紹介

【8月4日(金)フジテレビ「ノンストップ」にて、本書で取り上げている埼玉県内の小学校の実践と併せて本書が紹介されました!】
学校での端末活用が必須となった今、「デジタル・シティズンシップ」の考え方が急速に教育界に広まっています。「デジタル・シティズンシップ」とは、「デジタル技術の利用を通じて社会に積極的に関与し、参加する能力」のこと。本書の副題が「善きデジタル市民への学び」となっているのは、単なる善き使い手ではなく、「善きデジタル市民」を目指すデジタル・シティズンシップ教育の本質を示しています。
本書では、➀メディアバランスとウェルビーイング、②プライバシー・セキュリティ、③デジタル足あととアイデンティティ、④対人関係とコミュニケーション、⑤ネットいじめ・オンライントラブル、⑥ニュース・メディアリテラシーの6つの領域で実践事例を紹介し、デジタル・シティズンシップ教育の具体的な指導案、ワークシートを提案しています。
実践は、小学校・中学校・高校10事例、特別支援学校3事例を掲載。特別支援学校を対象とした「デジタル・シティズンシップ」の指導案の提案は今までにないものです。本書は、日本のデジタル・シティズンシップ教育を牽引する指導案集として教育現場に寄与することを目指しています。

実践13事例 【 】は対象学年
1 メディアバランスってなんだろう?!【小学校低学年】
2 メディアの見方を考えよう【小学校低・中学年】
3 情報の確かさを見極めよう【小学校中学年】
4 著作物は誰のもの?【小学校中学年】
5 わたしたちのデジタル足あと【小学校高学年】
6 ネットいじめに立ち向かう【小学校高学年、中学生】
7 みんなにとって気持ちのよい使い方って?【小学校高学年、中学生、高校生】
8 ソーシャルメディアとデジタル足あと【中学生】
9 45億人の目と足あと【中学生】
10 刑を終えて出所した人の人権とメディアリテラシー【中学生】
11 iPadを味方にしよう~親子ICT教室の取り組み~【知的障害特別支援学校 中学部】
12 著作権・肖像権から自分の行動を考えよう【知的障害特別支援学校 中学部】
13 何を話していいのかな【知的障害特別支援学校 中学部】

目次

【本書の概要】
第1章 デジタル・シティズンシップとは
第2章 デジタル・シティズンシップ 小学校・中学校・高校 実践10事例
第3章 特別支援教育におけるデジタル・シティズンシップ 概論 実践3事例

著者略歴

編:日本デジタル・シティズンシップ教育研究会
「デジタル・シティズンシップ教育」を日本国内で普及、定着させるため、2019年研究同人により結成された。本会は調査研究・教材開発・講演・研修・広報等を積極的にすすめている。

ISBN:9784820807438
出版社:日本標準
判型:B5
ページ数:110ページ
定価:2200円(本体)
発行年月日:2023年06月
発売日:2023年07月03日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JNT
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:JNU
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:JNW