超図解5Gビジネス入門
著:岸本 純子
著:岩田 俊平
内容紹介
■1項目見開き図解でわかる!
米国や韓国等海外では実用化が始まっている第5世代移動通信システム、通称5G。日本では2020年春に本格的にサービスが開始されます。2019年ラグビーワールドカップで試験的に行われた4K映像中継では「超高速・大容量」「超低遅延」「多数同時接続」といった5G特有の特長が実証されました。動画やゲームのほか、医療や物流、製造等さまざまなビジネス、そして暮らしでの活用が進んでいきます。
この技術により日本の社会・企業・仕事・生活はどう変わっていくのか、高度な技術がもたらす問題点も含めて解説します。
目次
第1章 5Gの基礎知識
1 5G(第5世代移動通信システム)とは?
2 移動通信の世代交代の経緯
3 日本におけるこれまでの展開
4 5GとWi-Fiの関係
5 5Gが通信業界に与えるインパクト
6 5Gの特長① 超高速・大容量
7 5Gの特長② 超低遅延
8 5Gの特長③ 多数同時接続
9 5Gがもたらすその他の便益
10 5Gがもたらす未来① スマートシティと交通インフラ
11 5Gがもたらす未来② スマートオフィスによる働き方改革
12 5Gがもたらす未来③ 災害に強い社会の実現
13 5Gがもたらす未来④ ドローンのビジネス活用
第2章 5Gを支える技術
1 超高速・大容量通信を支える技術① 高周波数帯の活用
2 超高速・大容量通信を支える技術② ビームフォーミング
3 実用化の技術革新① AIやIoTとのシナジー
4 実用化の技術革新② ネットワークスライシング
5 実用化の技術革新③ ローカル5G
6 ローカル5Gの進展状況
7 ローカル5Gの構築と4G
8 ローカル5Gの普及の予測
9 ローカル5Gにおける自治体の取り組み
10 5Gの技術課題① 3大特長の同時活用
11 5Gの技術課題② セキュリティリスク対策
第3章 暮らしにどう影響する?
1 5G対応スマートフォンの発売予定
2 モバイル通信事業者のサービス展開状況
3 エンタメ分野での活用① 8Kのコンテンツ配信
4 エンタメ分野での活用② クラウドオンラインゲーム
5 エンタメ分野での活用③ VR/ARコンテンツの拡張
6 エンタメ分野での活用④ 大きく変わるスポーツ観戦
7 モビリティ分野での活用① 自動運転技術の高度化
8 モビリティ分野での活用② 自動運転のタクシーやバス
9 ショッピングでの活用① 手触り感を伝える買い物体験
10 ショッピングでの活用② 無人店舗とレジの自動化
11 医療・健康分野での活用① ウェアラブルデバイスによる健康管理
12 医療・健康分野での活用② オンライン診療の高度化
13 その他の活用分野① リアルタイム遠隔授業
14 その他の活用分野② スマート家電とスマートホーム
第4章 ビジネスにどう影響する?
1 BtoCからBtoBtoXへのビジネスのシフト
2 産業分野での用途開発状況
3 産業分野での経済的波及効果
4 農林水産業での活用① 農地・家畜・生産物の管理
5 農林水産業での活用② ドローンや農耕用機械の自動制御
6 医療での活用① 搬送中の遠隔救急医療作
7 医療での活用② 手術ロボットの遠隔操作
8 医療での活用③ 遠隔診断や遠隔手術支援
9 建設・土木での活用 建設機械の遠隔制御
10 工場・製造での活用 スマート工場による機械の自動化
11 物流での活用 在庫管理や配送計画の最適化
第5章 主なプレイヤーの取り組み
1 5Gへの新規参入者の動向
2 通信キャリア① NTTドコモ
3 通信キャリア② KDDI
4 通信キャリア③ ソフトバンク
5 通信キャリア④ 楽天モバイル
6 エッジデバイス① スマートフォンメーカー
7 エッジデバイス② 映像デバイスメーカー
8 通信インフラとなる基地局
第6章 5G先進国の動向と日本
1 5Gにおける国際競争
2 グローバル企業の動向① 通信キャリア
3 グローバル企業の動向② 通信インフラ企業
4 グローバル企業の動向③ エッジデバイスメーカー
5 米国の動向
6 韓国の動向
7 中国の動向
8 欧州の動向
9 オセアニア・中東・アフリカ・南米の動向
10 日本の動向① 地方など広範囲での展開計画
11 日本の動向② 5Gインフラ整備の前倒し計画
12 ポスト5Gの動向
ISBN:9784820727682
。出版社:日本能率協会マネジメントセンター
。判型:A5
。ページ数:168ページ
。定価:1500円(本体)
。発行年月日:2020年01月
。発売日:2020年01月25日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KNT。