所得分配・金融・経済成長
資本主義経済の理論と実証
著:西 洋
紙版
内容紹介
ポスト・ケインジアンの経済理論とレギュラシオン理論をベースに、それらを発展、応用するかたちで先進資本主義経済の所得分配・金融・経済成長を理論的、実証的に分析する。
目次
第1章 ポスト・ケインジアンの理論展開と制度論
第2章 労働市場の制度的構造と所得分配および需要レジームのマクロ経済分析
第3章 労働者の負債蓄積,動学的安定性および需要レジームの転換
第4章 負債・成長レジームとミンスキー型の金融構造
第5章 金融化とグローバル化:制度階層性によるアプローチ
第6章 所得分配,負債に関する経済成長レジームの多様性と両立性
第7章 ポスト・ケインズ派の金融政策ルールとマクロ経済パフォーマンス
第8章 VAR モデルを用いた日本経済の所得分配・経済成長レジームについての実証分析
第9章 構造VAR モデルによる日本経済の資本蓄積,所得分配,負債の動態分析
第10章 金融化と日本経済の資本蓄積パターンの決定要因:産業レベルに注目した実証分析
ISBN:9784818823501
。出版社:日本経済評論社
。判型:A5
。ページ数:296ページ
。定価:6400円(本体)
。発行年月日:2014年11月
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KCZ。