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パワハラ・セクハラ・マタハラ相談はこうして話を聴く

著:野原 蓉子

紙版

内容紹介

◆実例に即して、対応のポイントをわかりやすく解説
◆面談やサポートの具体的進め方から、言葉遣い、声のトーンまでを詳述
◆問題が「解決できるか」「こじれるか」の分岐点がわかる
パワハラ、マタハラ、過労死などの問題が毎日のように報道されています。それらの事案からも、ハラスメント問題はさまざまな不祥事の背景となる要因であり、企業の存立にかかわるほどの重大な影響を与え、経営をゆるがしかねない課題であることがわかります。
ハラスメントは未然に防止することが一番重要ですが、問題が発生したとしても、大事になる前にその芽を見つけ出し、「初動」(最初の手当)できちんと対応できれば、大きなトラブルへと発展する事態を防ぐことができます。
そこで本書は、企業や官公庁でカウンセリングに従事してきた筆者が、ハラスメントに対する基本的な知識から、「ハラスメントを受けた」と相談されたときの初動対応までを、ヒアリングの仕方、相談相手の信頼を得られる話し方、解決に至るステップなどについて成功例、失敗例、改善例を交えて紹介します。
企業の相談窓口担当者や管理職が、ハラスメント相談にあたる際の問題解決の道しるべとなる一冊です。

著者略歴

著:野原 蓉子
埼玉大学卒業。教職を経て1976年日本産業カウンセリングセンター設立。
企業でのカウンセリングのほか、メンタルヘルスの相談、管理者の対応法相談、官公庁・大学などでの講演、研修に従事。労働省(現厚生労働省)セクシュアル・ハラスメント調査研究会委員などを歴任。臨床心理士。日本産業カウンセリングセンター代表取締役理事長。

ISBN:9784818517066
出版社:経団連出版
判型:A5
ページ数:142ページ
定価:1300円(本体)
発行年月日:2017年12月
発売日:2017年12月21日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KJ