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開発者のための市場分析技術

顧客を洞察するための分析アプローチ

編著:丸山 一彦
著:杉浦 正明

紙版

内容紹介

■市場分析に役立てる実践としての統計学のノウハウを一冊に集成
 統計学をビジネスの業務課題解決の手段として使うとき、理論と実践の間に壁が立ちはだかり、多くの人を悩ませる。
 そこで本書は、実践としての適用対象を「商品開発のための市場に関するデー タ分析」に絞って、新しい概念も用いながら、わかりやすく統計学の使い方を解説する。
 さらに、商品開発においては顧客の価値観や購買決定要因を洞察することが必要であり、そのための市場分析の仕方も解説する。

目次

第1章 市場分析を取り巻く環境と課題
第2章 データ分析の創造的な思考プロセス
第3章 統計学の理解を手助けする基礎知識
第4章 記述統計・推測統計による市場分析
第5章 多変量解析による市場分析
第6章 市場分析における調査設計

著者略歴

編著:丸山 一彦
丸山一彦
1970年 三重県に生まれる。
 成城大学大学院経済学研究科経営学専攻博士課程修了(博士(経済学))。
 成城大学経済研究所研究員、明治大学理工学部兼任講師、富山短期大学経営情報学科教授を経て、現在、和光大学経済経営学部経営学科教授(同大学院社会文化総合研究科教授を兼務)。
専門分野: ものづくり研究のなかの「新商品開発マネジメント、創造アーキテク ト、市場戦略論、購買行動分析、統計解析」など。
活動実績: マーケティング手法、消費者行動理論、ビジネス統計学などを用い て、さまざまな企業・団体で商品企画・開発の共同研究、講演セミナー、コンサルティングなどの価値創造活動を支援。2001 年に日経品質管理文献賞受賞。2013年3月2日 日本テレビ系列「世界一受けたい授業」に出演。
著:杉浦 正明
杉浦正明
1953年 神奈川県に生まれる。
 名古屋大学大学院工学研究科修士課程修了(機械工学修士)。
 日産自動車株式会社車体設計部、商品開発企画室技術主担、商品企画本部商品戦略室市場調査グループ技術主担を経て、日産自動車株式会社を定年退職。現在、市場調査コン サルタント、日本品質管理学会認定 上級品質技術者。
活動実績: 日産自動車において、車体設計部でドア、サンルーフ設計に従事し、 商品開発企画室では、技術主担として開発部門の「お客さまNeeds/Wants 把握活動」に取り組み、商品企画本部では、多くの商品企画の市場調査活動に従事。市場調査・分析に関する人材育成の社内教育も行ってきた。

ISBN:9784817196590
出版社:日科技連出版社
判型:A5
ページ数:256ページ
定価:3600円(本体)
発行年月日:2018年12月
発売日:2018年12月21日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KCA